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スティール・ボール・ラン#7「ディエゴ・ブランドー4」月刊ウルトラジャンプ

前回、ディオと恐竜たちに追い詰められたジャイロ一行。そこへ恐竜を従えて現れた刺客・フェルディナンド。おお、恐竜化能力はディオの力じゃあなかったんですなあ。唐突に登場した刺客ではあるけれど、なんだかパッとしないままあっという間にやられて退場…

漫画アクション

今号の「いってらっしゃい」(川島よしお)は、何故か「じゃりン子チエ」ネタが3本も。アクションならではのネタ、というのかなあ。川島よしお特有の表情、ハの字眉で妙に気の弱そうなチエちゃんが新鮮で良かった。可愛い! レギュラーキャラ化……は、さすが…

ぴっかぴかコミックススペシャル『カラー版ドラえもん』

今回のぴかコミはスペシャル版と銘打ってカラー版ドラえもんを収録。全てが1970、1973年という時代に発表された作品で、しかも殆どが単行本未収録というのが嬉しい。 このドラえもん、幼年誌連載作品なので、てんコミ版の多くの作品とかなり雰囲気が違う。『…

『天晴れ!カッポーレ』菅野博士

これは1992年頃、今は亡き「少年キャプテン」誌で連載していた漫画です。作者は現在、菅野博之という名義で活躍されているようですね。まあ、基本的にマイナーな漫画で、単行本も絶版となって久しい今では、覚えている人も少ないかもしれません。 科学少年が…

スティール・ボール・ラン#6「ディエゴ・ブランドー3」:月刊ウルトラジャンプ

今月のSBR、再び60ページ超のボリュームに戻ってて嬉しいかぎり。今回はDioの過去話から始まり、「遺体」の眼球争奪までを描いている。 自分達親子をないがしろにしてきた世間への復讐が行動原理となっているDio。絶対悪だった転生前と比べると随分人間的な…

Liberty Meadows

okraさんとこでは以前からラグラッツのコミック・ストリップの翻訳に挑戦しておられて、毎日楽しみに見ている。で、そのラグラッツのコミックと同じサイトに、この"Liberty Meadows"も掲載されてることを最近知った。カートゥーンっぽい動物キャラと、リアル…

『ドラえもん+3』藤子・F・不二雄

1・2巻の刊行日が離れていたので、もう3巻が発売されてたとは気が付かず、店頭で見かけてびっくり。早速買いました。 相変わらず様々な年代の作品をごちゃ混ぜに収録している。そのこと自体は良いんだけど、さすがに昭和40年代の自由闊達な描線を見た後に、…

『モッコロくん』藤子・F・不二雄

ぴっかぴかコミックス新刊。これが単行本初収録とのこと。 主人公の少年の家に超能力を持った不思議な生物が住み着く、という藤子まんがの定番パターンなんだけど、虫を大きくしたり、逆に小さくなって虫に乗ってみたり、虫と話したり、昆虫に拘った設定が特…

『バットマン:ダークナイト・ストライクス・アゲイン』フランク・ミラー

近未来。街にはびこる犯罪を目の当たりにし、ついに復活した老バットマン。彼は無軌道な若者たちを配下に収め、政府の犬と化したスーパーマンに戦いを挑む。パワードスーツを着込み、ゴッサムの全電力を叩き込むバットマン。だがこの戦いは真の敵、国家権力…

スティール・ボール・ラン#5「ディエゴ・ブランドー2」:月刊ウルトラジャンプ

いきなりページ数大幅減!いや、まあ、今までが特別多かったと言えばそうなんだけど、やっぱりもっとガツンとくるほど読みたいですよ。 それはともかく、前回に引き続き、恐竜化したディオとの戦い。何気に体表の模様が「DIO」になってるのが微笑ましい。で…

『スティール・ボール・ラン5』荒木飛呂彦

連載雑誌を変えてから初の単行本。でもフォーマットは以前のままなので、安心して今までのジョジョ・SBR単行本の横に並べられます。扉ページにジョジョ7部と明記してあるのが、今までの単行本との最大の違いかな? 表紙はウルトラジャンプ最新号のものの流用…

『ぴっかぴかコミックス ドラえもん11』藤子・F・不二雄

今回の単行本未収録作品は「ロッカーカッター」と「ゆきぐも」の二本(id:koikesan:20050801より)。「ロッカーカッター」は、どんなところでも切込みを入れて収納スペースを作れるカッターのお話。コレさえあれば、部屋に溢れかえるモノがすっきりするのに…

『ドラえもん+2巻』藤子・F・不二雄

てんとう虫コミックス未収録作品集、2巻目。 初めて読んだ作品で、インパクトあったのは、やっぱり「変心うちわ」「大きくなってジャイアンをやっつけろ」のような初期作品かな。「バッジどろぼう」「夢中機をさがせ」や「月給騒動」もすごく楽しい。 「地球…

スティール・ボール・ラン#4「ディエゴ・ブランドー」:月刊ウルトラジャンプ

うわっこの表紙!ジャイロがジョニィをお姫様だっこかよ、と思って良く見たら、さらにヤバげなポーズだった……。それにしても雑誌を移籍してから表紙・カラーページに恵まれてますな。この勢いがずっと続きますように。 今回はいよいよディオがクローズアップ…

ジェフ・マツダ

JeffMatsuda.com – The Official Jeff Matsuda fan page! Jeff is an Emmy award winning producer, and illustrator. 昨日のエントリの続き。1996年発行の"X-FACTOR"#127よりセイバートゥースとミスティークの2ショット。こういう強いディフォルメの掛かっ…

『ぴっかぴかコミックス ドラえもん10』藤子・F・不二雄

ぴかコミドラえもんも、もう10巻。今回の単行本未収録作品は三作。ちなみに来月のぴかコミもドラえもんのようだ(小学館のサイト)。ドラもいいけど、他の藤子幼年漫画も楽しみにしてるんだけどなあ。 さて、今回の収録作品で印象的なのは、やっぱり「タイム…

『僕と君の間に 1』鈴木央

ウルトラジャンプで連載している漫画。この作者の絵、デビューの頃から好きだったので、週刊少年ジャンプから出て行った時はちょっと悲しかったな。 それにしても青年誌ということでか、思いっきり作者の趣味が前面に出てる。強い女とショタ少年のコンビもの…

スティール・ボール・ラン#3:月刊ウルトラジャンプ

大統領の放った刺客、ポーク・パイ・ハット小僧のカギ針スタンドがジョニィを追い詰める! ジャイロを人質にとられたジョニィは、いかに小僧と闘うのか!? そして、闘いの中で徐々に明らかになっていく「死体」に秘められた謎とは――!? (http://ultra.shueisha…

『機動戦士クロスボーンガンダム -スカルハート-』長谷川裕一

『機動戦士ガンダムF91』のスピンオフ作品の、そのまた外伝、という位置付けの作品集。 正直この人の絵は好みではないんだけれども、読んでる間はそんな事を気にしなくなるほど面白い。本家よりSFマインド濃厚だしね。大体、主人公と主題のロボットのスケー…

ぴっかぴかコミックス『バケルくん3』藤子・F・不二雄

ぴかコミバケルくんも三巻目。このシリーズの前例(ポコニャン、パーマン)に従うと三巻で終わりということになるが、さて、再来月はなにが来るのかな。 いつも収録作品の詳細をポストしておられる「藤子不二雄ファンはここにいる/koikesanの日記」(id:koi…

『夏の魔術』ふくやまけいこ(原作 田中芳樹)

本屋をぶらぶらしていたら、見慣れぬ少年漫画誌を見かけた。講談社の「少年シリウス」という雑誌で、見たところ「ガンガン」とかああいう路線を狙ってる感じ。 あまり興味も無かったけど、中をパラパラめくってみたらふくやまけいこの名前を見つけてびっくり…

コミック新現実vol.3

吾妻ひでお特集。『失踪日記』効果か、普段は扱ってない近所の書店に入荷してたのを見て、ついつい購入。 で、読んでみたんだが……まさか、ここまで「大塚英志分」の濃い雑誌とは思わなかった……。この人の文章、考え方、原作漫画、すべて昔っからどうしようも…

スティール・ボール・ラン#2:月刊ウルトラジャンプ

2回目の表紙登場に、今回も60p超のページ数と再開後、絶好調な滑り出しを見せているスティール・ボール・ラン。今後もこの調子で続きますよーに。 今回は完全にバトル中心の内容。襲撃者のスタンドは演出が凝っていて楽しい。羽から釣り針、口の中に巻き上…

『世界の終わりの魔法使い』西島大介

『トリポッド』シリーズの挿絵などを手掛ける西島大介による書下ろしまんが。 この人の絵をはじめて見たのはG2OだったかSFマガジンだったかな。すごく可愛らしい絵柄なので一目で気に入った。もっともSFマガジンで連載した、古典SFを再解釈したような趣旨の…

『PLUTO 2』浦沢直樹

鉄腕アトム「地上最大のロボット」リメイクも二巻目。ちなみに最新の連載では遂に保父さんロボット・エプシロンが登場、盛り上がってます。 実を言うと、本作を雑誌で追っていた時点では、ストーリーの流れに散漫な印象を受けていて、本当にまとまるのかな、…

ぴっかぴかコミックス『ドラえもん9』藤子・F・不二雄

てんコミ未収録作品が、大分少なくなってきたこのシリーズ。『ドラえもんプラス』の登場でますます存在意義も薄れてきたような気も。でもまあトレス版で無いという価値はあるし、値段もリーズナブルだし、こういうシリーズは続いて欲しいので買いつづけるこ…

『星の島のるるちゃん』ふくやまけいこ

ふくやまけいこの「なかよし」連載作品の文庫版。なかよしコミックス版を持っていたので買うつもりは無かったんだが、このあたりを読んでたら、また無性に読み返したくなったので。それにしても『オリンポスのポロン』といい、最近の早川コミック文庫って渋…

スティール・ボール・ラン#1:月刊ウルトラジャンプ

ウルトラジャンプにて、先月のプロローグ編に続いて本格連載が再開。で、いきなり60ページ強のボリューム!これは期待してもいいのかな?毎月この頁数での連載を。これだと週刊連載と同一のペースで話が進むもんなあ。 それにしても荒木先生も心機一転、気合…

『ぴっかぴかコミックス バケルくん2』藤子・F・不二雄

こちらも懐かしの漫画、2巻目。しかしこの巻、バケルの出番少ないな。『バケルくん』よりも『ユメ代さん』の方が相応しいくらいに、ユメ代(とゴン太)にスポットが当たってる。これら一連の話は小学生の頃、ユメ代に化けたカワルに感情移入しても、ゴン太に…

『オリンポスのポロン』吾妻ひでお

昨日の『失踪日記』に続いて吾妻作品。アニメ化もされた本作だが、掲載雑誌の制約もあって作者の他の代表作に比べると、マニアックなネタやシュールで破壊的なギャグは少ない。それでも解説で山本直樹も指摘しているように、全体的にスピーディでドライな笑…