2004-12-01から1ヶ月間の記事一覧

『太陽の簒奪者』野尻抱介

西暦2006年、水星からの物質の奔流が、太陽の周りにリングを形成しつつあるのが発見された。異星のナノテクノロジーの産物であるそれは、刻一刻と成長を続け、地球は日照不足により未曾有の危機を迎える。そして、リングを造った異星人の来訪。人類の懸命な…

ジェニーはティーン☆ロボット#2:CSニコロデオン

先行放送、2回目。 「遊園地は大騒ぎの巻」 街外れの研究所で人知れず天才博士に造られた、ティーンエイジャーのロボットが主役で、ある日、同じ年頃の異性と出合ったことから始まるお話・・・・・・と言えば、ティム・バートンの『シザーハンズ』を思い出す…

KNDハチャメチャ大作戦「結婚式をぶちこわせ!/秘密工作を決行せよ!」:CSカートゥーン・ネットワーク

一挙放送「行くサル来るトリ」で、今まで見られなかった第2シーズン終盤を補完。うーん、面白い。 サンバンちゃんのウエディング・ドレス姿が可愛い「結婚式をぶちこわせ!」。ナンバー4とのカップリングを連想させる描写も山盛りで、この手の話が好きな人に…

いよいよ今年も押し詰まってきましたね。自分も明日から実家に帰ります。皆さん、良いお年を。

『イジー・トルンカ作品集2 チェコの古代伝説』:CSシネフィル・イマジカ

トルンカの長編人形アニメ。 とにかく人形の表情がノーブル、だけどどこか色気があって引き込まれるものがある。特に、あの眼! スチル写真で『真夏の夜の夢』とか『バヤヤ』とかの一シーンを見て魅力的な人形だな、とは思ってたけど、動いて更にライティン…

ジェニーはティーン☆ロボット#1:CSニコロデオン

いよいよ先行放送開始。絵柄はデクスター、パワパフに比べ、幾分ビンテージ・カートゥーンよりな気がする。色彩はポップだけど色味を抑えてるっぽくて、結構いい感じ。 「ジェニーはティーンエイジャーの巻」 今回は人物紹介編。ジェニー、同じ地球を守る少…

自分の地方では初雪が降りました。急に寒くなって風邪ひきそう・・・・・・。 記事一覧ページhttp://d.hatena.ne.jp/zeroset/archiveへのリンクをサイドバーに追加しました。最近、サイドバーには、他にも細々と変更してます。

『ロマンアルバム ハウルの動く城』

ジブリ作品恒例のロマンアルバムを購入。でもやっぱり監督の言葉は見当たらず、がっくり。別にハウルについてじゃなくても良いから、なんかまた威勢のいい暴言を聞きたいよ。 制作者へのインタビューもいまいち興味の湧くものは無く、唯一、原画の香川愛がハ…

『イジー・トルンカ作品集2 動物たちと山賊』:CSシネフィル・イマジカ

トルンカ作品集2は人形アニメ『チェコの古代伝説』とセルアニメ『動物たちと山賊』。今日は後者を視聴。水墨画のような背景、山賊がトランプをするシーンの演技や、動物たちの動きの愛らしさが良かった。でも、何と言っても最後、山賊と動物たちが並んで寝て…

今日は仕事納めでした。もっとも、明日も職場に出なきゃならないんですけどね・・・・・・。

『日本の無思想』加藤典洋

日本人の思考の特異さを表す言葉として、「タテマエとホンネ」とは良く聞く言葉。でも、本当なんだろうか?……という疑問から出発して、「日本」や「近代」の抱える「嘘」を浮き彫りにしていこう、という趣向の本。かなり面白かった。 古代ギリシャにおいて、…

チョーク・ゾーン#4:CSニコロデオン

"French Fry Falls"は二つ目巨人バイクロプス初登場話。しかし2年前、彼は一つ目巨人サイクロプスだった。魔法のチョークを取りにチョーク鉱山へやってきた8歳のルディを追いかけるが・・・・・・。カントリー風の歌が流れる中、Amazin Riverを下る8歳のルデ…

ティーン・タイタンズ#26「対決 後編」:CSカートゥーン・ネットワーク

えー、なんというか、微妙な終わり方したな、と言うのが第一印象。前編であれだけ盛り上げといて、ねえ。 とりあえず前回タイタンズが無事だったのは、べたな展開だけど、きっとテラがやっつけた振りして助けてたと思ってたんだよね。で、それを知らずにタイ…

『意識とは何だろうか―脳の来歴、知覚の錯誤』下條信輔

今年になってから、脳と意識の問題について興味が湧き、いくつかの本を断続的に読んでいる。『内なる目―意識の進化論』ニコラス・ハンフリー、『意識とは何か―科学の新たな挑戦』苧阪直行、『唯脳論』『ガクモンの壁』養老孟司に続いては、この本を。 新書だ…

『イジィ・トルンカ作品集1』:CSシネフィル・イマジカ

最近(?)流行ってる、らしいチェコのアニメーション。観た事あるのはヤン・シュヴァンクマイエルとカレル・ゼマンくらいだったが、この度トルンカ作品をCSでやることになって、早速録画した。今回放映した一回目は、長編人形アニメ『チェコの四季』と短編セル…

実家に帰るので、今日はCSを視聴できません。テラの行く末をリアルタイム(って、本国では当の昔に放映してますが)で見られないのは辛いなあ。 ちなみに、久しぶりに感想のまとめページhttp://www.geocities.jp/narizeroset/book.htmを更新しました。なんか…

ティーン・タイタンズ#25「対決 前編」:CSカートゥーン・ネットワーク

テラとレイブン、地下の対決はウェット&メッシー(*゜∀゜)=3・・・・・・なんて言ってる場合じゃなく。 「君と私は一心同体だ」「君は私のものだ」おいおい羨ましいなスレイド・・・・・・なんて言ってる場合でもなく。 なんかますます重い展開になってきた…

『ヴェニスからアウシュヴィッツへ ユダヤ人殉難の地で考える』徳永恂

和辻哲郎文化賞受賞のノンフィクション。アオりによれば識者絶賛との事だが、個人的には何故そんなに評価されたのか、読んでみても良く分からなかった、というのが正直な感想。 ヨーロッパにおける反ユダヤ主義の源流を求め、ゲットー発生の地、ヴェニスから…

ティーン・タイタンズ#24「もう一人のロビン」:CSカートゥーン・ネットワーク

冒頭、ロビンのバイクチェイスを見て、ホント向こうの人ってAKIRAが好きねえ、と思っていたら・・・・・・な、なんだあ〜このオープニング!微妙に音程を外した素人臭い日本語ヴォーカル、画面ではヘンなキャラがうろちょろ。思わず吹き出してしまった。原語…

昨日から、テラの事が頭から離れません。それはともかく、今日は久しぶりに、少し硬い本の感想も。

ぼくドラえもん21号

小学館は「ドラえもんどんどんプロジェクト」なる企画を始めるそうで、今号にはその概要が紹介されている。詳細は、http://d.hatena.ne.jp/koikesan/の19日付記事(id:koikesan:20041219)に取り上げられているが、中でも未収録作品が単行本化されるというの…

ティーン・タイタンズ#23「裏切り」:CSカートゥーン・ネットワーク

テラ、スレイドの部下である事が発覚。 うわっ、こういう展開だったの!? まぁ、あのままテラがタイタンズの正式メンバーになるとも考え辛かったけど・・・・・・。でも、テラのタイタンズメンバーとしての活躍を2・3本くらい見せてくれても良いじゃないか。…

『山田風太郎忍法帖短編全集9 忍法聖千姫』

女性って怖い、という話ばかり集まってる本集(まぁ山風の小説の6割方くらいはそういう話だが)。やはり白眉は表題作だろうか。表紙の、山本タカトによる千姫のイラストが美しい。スカトロジーとグロテスク極まる物語の果てに、なおも嫣然と微笑む千姫の姿は…

ティーン・タイタンズ#22「ヒーロー大集合」:CSカートゥーン・ネットワーク

謎の男、マスター・オブ・ゲームがヤング・ヒーローたちを異次元空間に集めてトーナメント開催。しかしその真の目的は・・・・・・?という話。アクションシーンではなかなか良く動くし、顔のディフォルメも、徹頭徹尾軽い話のせいか今回は良い感じに決まっ…

ティーン・タイタンズ#21「帰ってきたテラ」:CSカートゥーン・ネットワーク

やっとテラが再登場。前回ビーストボーイ達に怒って逃げ出したと思いきや…… 「だから、修行に出たんだよ!ロビンにはっきり言われたから、訓練が必要だって」 とは、ホント、素直なのね。 良く見ると服装も前回と違ってる。タイタンズに加入させてもらうため…

ティーン・タイタンズ#20「わたくしはモンスター?」:CSカートゥーン・ネットワーク

うーん、今回もバカバカしくて面白い。思春期を迎え、体に色んなものが出来るスターファイアー(;´Д`)ハァハァ。最初に生えた瘤状の物体がなんかナマナマしい。その後、皆に見られないよう体を必死で隠しているのが、ちょっといじらしくて良い。でも、生身で…

チョーク・ゾーン#3:CSニコロデオン

"The Wiggies"ルディが出入り口を消し忘れたばかりに、チョークゾーンの生物が、現実世界であるプレインズビルに大量に現れる、という話。カエルに似たその生き物の好物は、髪の毛。かくして街は大パニックに陥ってしまう。基本的にチョークゾーン内部で終始…

ティーン・タイタンズ#19「ロビンの恋人」:CSカートゥーン・ネットワーク

今日の放送分(#21)はテラ再登場話、らしい。むっちゃ楽しみ。でも一応放送順に視聴。 巨大蛾を使い、街を襲うキラー・モス。彼の目的は、娘のプロムの相手としてロビンを従わせることだった・・・・・・という話。キトゥンのキャラの凶悪さが良かった。別…

『ミズ・マーベル』

ニューヨークはデイリー・ビューグル社で働く女性編集者、キャロル・デンバーズ。彼女にはある秘密があった。なんと彼女は意識を失うと共にスーパーヒーロー、ミズ・マーベルに変身、本人も知らない間に悪と戦っていたのであった! 1978年発行の邦訳アメコミ…

ティーン・タイタンズ#18「ホラーナイト」:CSカートゥーン・ネットワーク

今回の敵はコントロール・フリーク、かと思わせて……「イドの怪物」*1を知ってる人なら、すぐにピンと来るオチでしたな(それでなくても途中、ロビンがネタばらししかけてたけどね)。 今回は要するにレイブンに萌える話。アバン・タイトルの最後とか、フード…