スティール・ボール・ラン#1:月刊ウルトラジャンプ

 ウルトラジャンプにて、先月のプロローグ編に続いて本格連載が再開。で、いきなり60ページ強のボリューム!これは期待してもいいのかな?毎月この頁数での連載を。これだと週刊連載と同一のペースで話が進むもんなあ。
 それにしても荒木先生も心機一転、気合入ってるのか内容が無茶苦茶濃い。アリマタヤのヨセフとオーパーツめいた地図の登場するオープニングで既にワクワク。で、いきなりシュトロハイムキタ―――――(゜∀゜)――――――!! かと思ったら瞬殺(アブドゥルといい、ここまで来るとむしろ清清しい)。その後はジョニィに謎の腕が寄生?したかと思えば、スティール氏の後援者が登場、実は合衆国大統領だった!、その配下のスタンド使い、「悪魔の手のひら」の全景(明らかに怪しい地形)、たぶん今シリーズのマクガフィンとなるだろう「死体」の存在……と、実に盛りだくさんな展開。ところでこの「死体」って、やっぱりイエス・キリスト
 正直言ってレースの真の目的が「死体」っていうのはいかにも後付けっぽい設定なんだけど、とりあえず物語に勢いがあるので気にはならない。それよりもスティール氏と大統領の会話の場面の緊張感あること!いつかあるかもしれないスティール氏の反攻シーン(夫人のためにあえてパトロンに逆らう、とか)を今から楽しみにさせるような場面だった。