スティール・ボール・ラン#6「ディエゴ・ブランドー3」:月刊ウルトラジャンプ

 今月のSBR、再び60ページ超のボリュームに戻ってて嬉しいかぎり。今回はDioの過去話から始まり、「遺体」の眼球争奪までを描いている。
 自分達親子をないがしろにしてきた世間への復讐が行動原理となっているDio。絶対悪だった転生前と比べると随分人間的な「悪」なんだが、これも母親の存在故のことなんだろうな。母の愛は偉大也。それにしてもディエゴの子供時代の姿には驚いた。ジョジョ一巻のディオと違いすぎるのは仕方ないとしても、ジョルノそっくりだとは。これもある種の運命?
 砂の中にスタンドヴィジョンが現れるシーンの演出が格好良かった。眼球を奪ったDioは、また違う能力を身に付ける事になるのか、それとも今までの能力がパワーアップすることになるのか。いまいち「遺体」と「悪魔の手のひら」と能力発現の関係が良く分からないのだが……。そのあたりは来月号である程度は掴めるのかな。
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