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高畑・宮崎作品にはやたらウマそうな料理が良く出てくる。ハイジのとろけるチーズ、アンの数々のスイーツ、カリ城のスパゲッティ、チエのホルモン焼き・・・。三千里はさすがイタリアが舞台だけあって、第一話から美味しそうな料理が何回も出てきたけど、今…
前回の話で、ベッピーノもコンチエッタも病に倒れ、意を決したフィオリーナは一人、人形劇で稼ごうとするが・・・。 と、いうわけで今回は実質的なフィオリーナ主役回。なんか生活感溢れてると言うか、声だけなら、下手するとコンチエッタよりも年上に聞こえ…
ベッピーノ一座の長女、コンチエッタが熱を出し、マルコが色々と尽力する、という話。前回反省したためか、今回のマルコは生意気言う事も、ヒステリーを起こす事も無い。母の写真にキス、部屋を出た後、財布を忘れたことに気付いて取って返す様子とか、第2話…
ハチャメチャなはぐれモノの毎日を描いた本作をアニメ化したのが高畑勲監督をはじめとする、東京ムービー傘下の“テレコム・アニメーション”のスタッフたちでした。彼らは『ルパン三世 カリオストロの城』を世に送り出した腕利き揃い。この作品が彼らにとって…
前回、父と大喧嘩したマルコだが、今回はなんか機嫌良さそう。それもそのはず、ベッピーノの言葉を真に受けて、すぐにでもアルゼンチンに行けると思い込んでいたのだった。ここのあたりの単純さはやっぱり子供ですな。マルコと会ったときの、フィオリーナの…
こちらの方は、赤毛のアンと同時間にやってたので(キッズステーションも配慮してくれないと)、途中からの視聴となります。 で、この時点でハイジ、フランクフルトの屋敷にいるわけだが、優しかったおばあさまもいなくなり、ストレスのあまりノイローゼに。…
とうとう最終回。ある意味楽観主義的な最後ではある。しかしこれもアンの成長を細やかに描き、様々な“試練”の後にたどり着いた結論であって、安直さを感じさせないのが素晴らしい。悲観的になるのは簡単だが、浮世離れせずに、楽観主義に説得力を持たせるの…
悲劇的な出来事が連続して起こるわけだが、アンの決意が未来を開く。 病院に行ったマリラの代わりに家事をするアン。オーブンの中に手を入れて温度を確認する仕草が細かいなー。暗い話が続いただけに、遊びに来たダイアナの明るさ、草原を走る二人の姿にほっ…
マシュウの出棺から埋葬に至る様子が、いかにもちゃんと手続きを踏んでいる風で、リアルだ。こういう所がおかしかったりすると、白けるものなんだけど、意外とあやふやでちゃんとしてないアニメが多いんだよなぁ。アンたちの様子も、悲しみに暮れてはいるも…
今回のアフレコ中、女性キャストは皆、泣きながら演技していたそうだ。自分も泣きながら観ているわけだが・・・アニメのキャラクターが死ぬシーンで、ここまで心を動かされるとはなぁ・・・。また、今回の話は、実際に近親者や愛する人を失った者が見ると、…
寝起きのアン(*゜∀゜)=3ハァハァ ここ数回くらいで大人アンの描き方を確立したのか、かなり萌える様になってきたぞ。 マーチン初登場。実直そうで、ジェリーより頼りになりそうだ。しかしこの人が出てくると、物語も終わりが近いことを実感するな…。 レイチ…
前回、あんなに余裕のあったアンだが、さすがに発表前には緊張してる。それにしてもクイーンに入ってからはジェーンと仲がいいな。 そして発表。金メダルをギルバートが取ったと知ったアンは落胆し、その場を去ろうとする。この時、単に悲しげな顔をしてるん…
季節は冬に。マシュウもマリラも老け込んだ・・・。マリラの声から力が失われたのが悲しい。 クイーン学院にも冬が来た。夜遅くまで勉強し、雪が降ると雪合戦(の見物)と、学生生活を満喫するアン。ステラもすっかり友達になったようだ。 マシュウが心臓発…
毎週末にはアヴォンリーへ戻ってくるアン達。帰宅の道すがら、噂話に花が咲くところなんかは、いかにもこの年頃の女の子って感じ。 ルビーとギルが付き合ってるという話題に、内心穏やかでないアン。「ルビーにはギルバートの言っている事の半分も分からない…
やたら人は殺すわ(しかも馬鹿騒ぎで喜ぶ)金玉は出るわ、と高畑監督らしい悪意とタナトス嗜好が楽しい映画。ただ、やりたかった事は良く分かるんだけど、余計なモノが混じり過ぎてるのが残念。最大のきょう雑物は説教癖だろう。あと、この作品に関してはジ…
車上でのアンとマシュウの会話が微笑ましい。そして別れの際に見つめあうアンとマシュウ。一瞬の演技だが、二人の絆の深さが感じられる。 アンがいなくなり、猛烈に働く事で寂しさを紛らわすマリラの姿が悲しい。そして夜、アンのことを想い、一人ベッドでむ…
実は今回この文章、泣きながらタイプしている。この話だけは、もう・・・。 「きらめきの湖」で思い出の「アリス」をアンに渡すダイアナ。二人で「ウサギ穴に飛び込んで、下へ下へとずんずんずんずんずーん」とやるのが懐かしい。しかしキスせんばかりの勢い…
ホワイト・サンドのホテルでコンサートが開催されることになり、アンも朗読で出演するよう要請される。アンのためドレスを新調するマシュウ。しかし、いつの間にミス・ハリスと懇意になってたんだ?もう、アンのためなら何でもできるな、マシュウ( *´∀`*) …
またもやカクカクしたところの目立つ回。物語的にもちょっとだれ気味・・・かな? なかなか発表されないクイーン学園の合格通知にやきもきするアンたち。発表日が明確に決まっていないのか、随分罪なシステムではある。 食事も咽喉を通らないアンに、マリラ…
前回は真冬だったのに、今回は冒頭から既に春。そして夏休みへ。 春になって、勉強にもいささか倦怠気味のアン。アンが疲れているのを、最初に気が付いたのがマシュウだと言うのが面白い(当の本人でさえ、自分が疲れてるとは思っていなかったのに)。誰でも…
珍しく怒ってるダイアナ。でも、アンが昨日の話(食べたリンゴを毒入りと思い込んで大騒ぎした件)をした途端、興味津々に聞き返し、最後には「死にかけた人にはかなわないわ」と、にっこり。本当に良い子だよ、ダイアナ・・・(つд`;) しかしアンがクイーン…
この回から36章にかけて、アンの少女時代への決別が描かれる。 冒頭の「13歳以上の女の子だけを集めての特別授業」とは、性教育? 冬の野を歩くアンとダイアナ、この構図は(物語時間で)1年前の「アン、物語クラブをつくる」を思い出させる。例によって妖精…
地味だがほのぼのと良い話であり、またアンの成長を印象付けられる回。 博覧会に誘うダイアナに対し、マリラは許してくれないだろう、と言うアン。以前のアンだったら根拠も無く行けるものと思い込んでたろうな。しかしマリラは街へ行く事を許し、それどころ…
良く知られているように、宮崎駿がスタッフロールに名前を載せるのを拒否したという問題作。いや、とにかく脱力モノの効果音と、演歌調あり三味線ありのBGMがたまらん。コナンは三角塔からラナを救い出すと、ハイハーバーをすっ飛ばしてフライングマシンを発…
今回は、アン全編の中でも最もユーモラスで笑える回。しかし実は、ある意味この物語の転回点でもあったりする。 アーサー王伝説の白百合姫・イレインの悲恋の物語を夢想する仲良し4人組(アン、ダイアナ、ルビー、ジェーン)。ダイアナなど涙ぐむくらい、こ…
今回はアンの失敗談でも比較的有名なもの。もしまたヴィネットが企画されることがあれば、15歳アンと共に、ショートカットのアンも是非! マリラの「行商人は家に入れるな」との言い付けを守り、玄関に入れずポーチで応対するアン。しかし、マリラの言いたか…
物語クラブってのは、要するに今でいう同人サークルのことですな。この頃から、少しずつアンは「大人になること」を意識し始める様に。 コンサートが終わり、燃え尽き症候群のようなアン。しかし口だけは以前と変わらず、ダイアナ相手に喋る喋る。今回はアン…
物語中盤の白眉となる回。初めて披露するアンのドレス姿に、萌えるも良し、成長ぶりに感涙するも良し。 さんざん苦労して手に入れた「膨らみ袖」のドレスをアンに渡すマシュウ。いつもの様におずおずとプレゼントするが、内心、アンの喜ぶ姿を期待しまくって…
今回はマシュウが主人公の話。頑張れ!と応援したくなるよね。 冒頭、劇の練習をするアンと学友達。女の子がこんなに集まると、グリーンゲイブルズも華やぎますな。とは言え、帰って来たマシュウが思わず隠れてしまうのも、良く分かる(´∀`)女性恐怖症では…
三話を使ったクリスマスコンサートのエピソード、始まり。 「もちろん、それだけじゃないの。ミス・ステイシーの全体が素晴らしいの」アン、相変わらず、好きになったら底無し。旗を振り回して熱弁するのが可愛い。 そのアンの旗の図案、ちとごちゃごちゃし…