赤毛のアン 第43章「週末の休暇」:CSアニマックス

  • 毎週末にはアヴォンリーへ戻ってくるアン達。帰宅の道すがら、噂話に花が咲くところなんかは、いかにもこの年頃の女の子って感じ。
  • ルビーとギルが付き合ってるという話題に、内心穏やかでないアン。「ルビーにはギルバートの言っている事の半分も分からない」というジェーンの話が面白い。ルビーもクイーンに入ったくらいだし、頭は悪いんじゃないだろうが・・・話合わなさそうだもんなぁ、あの二人。それにしてもギルには自分の方が合っていると考えてしまうアンは、大人になってからは珍しく生っぽい感情を出していて興味深い。でもアンの気持ちも良く分かるよ・・・。
  • グリーン・ゲイブルズに着いたアンは、ダイアナを小川まで誘う。で、ダイアナ「悪い子ね!」「私はいつもあなたを信じてるわ」(*´д`*)ハァハァ
  • そんなアンを見て、やきもきするマリラが可愛い。家に帰ってもそ知らぬ顔で「おや、帰ったのかい?」ずっと待ってたくせにぃ!いいなぁ、このシーン。ダイアナにも嫉妬してるし。
  • 「アンが成長した分だけ、マシュウとマリラは年老いた」この作品終盤の展開を一言で表すナレーション。
  • 翌日、グリーン・ゲイブルズの三人はブライトリバーへ馬車で出かける。この三人がそろって出かけるのは初めてだ、というのが興味深い。そう、兄妹とアンが知り合ってから、まだ4年しか経ってないんだよね・・・。この物語は擬似家族が本当の家族の絆を得るお話でもあるんだなぁ、と改めて気付かされるエピソード。
  • リンド夫人はアンが大学へ進学するつもりだと聞いて憤慨する。この辺、いかにもリンド夫人らしいところ。それに対するマリラの「あの子は神から授かった子」だというのは、41章でのマシュウのモノローグと対応している。それにしてもこのシーンのマリラには泣けるな・・・・゜・つД`)・゜・。