赤毛のアン 第41章「クイーン学院への旅立ち」:CSアニマックス

 実は今回この文章、泣きながらタイプしている。この話だけは、もう・・・。

  • 「きらめきの湖」で思い出の「アリス」をアンに渡すダイアナ。二人で「ウサギ穴に飛び込んで、下へ下へとずんずんずんずんずーん」とやるのが懐かしい。しかしキスせんばかりの勢いで顔を接近させる二人(;´Д`)ハァハァ
  • スペンサー夫人が養子の話を持ってくるエピソードは、アニメオリジナル。マリラ達にとってのアンの存在の大きさを描くための挿話だとは思うが、多少蛇足に見えないことも無い。とは言え、ほっとして廊下で笑い始めるマリラ達の姿は、なんともいとおしい。
  • 作ってもらったイヴニングドレスの披露を兼ねて、マリラ達の前で詩の朗読をするアン。マリラは聴いている内に子供時代のアンを思い出して・・・。この作品中でもっとも涙腺を刺激する場面の一つ。アン、あんなに手の掛かる子だったのに、すっかり立派になっちゃって・・・。・゜・(ノД`)・゜・。なんか、この辺りになると、もう完全に親の気持ちになって観てる人も多いだろうな。少なくとも、自分はそう。アン、大きくなったね、本当に大きくなったねぇ、と言う感じ。子供を持った事の無い人間さえ、そんな気持ちにさせるのって、本当にすごいし、それまでの丁寧な人間描写あってこその感動だと思う。・・・ああ、またマリラが泣ける台詞を。「いつまでも小さいままでいてくれたらと考えてね・・・。その服を着ていると本当に見違えるようだよ、アン。そんなに背も伸びて、まるで、全然アボンリーの人間じゃないみたいだ」
  • そして、アン。「どれほど外見が変わろうとも、心の中ではずっとマリラの小さなアンなのよ。マリラとマシュウの、このグリーン・ゲイブルズの小さなアンだわ」。・゜・(ノД`)アアアア・゜・。
  • 「全能の神が、わしたちにはあの子が必要だと認めてくださったんだ」マシュウ、最後に駄目押し。°゜(;つд⊂)゜°
  • クイーンへの旅立ち。希望に燃えるアン、例によって静かなマシュウ、感傷的なダイアナ、そして気丈に振舞いつつも、一瞬感情がこみ上げそうになるマリラ、とそれぞれの姿が印象的に描かれている名シーン。