じゃりン子チエ劇場版

 ハチャメチャなはぐれモノの毎日を描いた本作をアニメ化したのが高畑勲監督をはじめとする、東京ムービー傘下の“テレコム・アニメーション”のスタッフたちでした。彼らは『ルパン三世 カリオストロの城』を世に送り出した腕利き揃い。この作品が彼らにとって2本目の長編アニメとなりました。(中略)発売は12月17日(金)、ブエナビスタより¥4,935(税込)です。

 キタ*・゜゜・*:.。..。.:*・゜(゜∀゜)゜・*:.。. .。.:*・゜゜・*!!!!! 
 高畑勲の映画では、これが一番好きなんだよなぁ。名劇ばりの丁寧な演出と、関西ギャグという組み合わせの妙が最高。まとまりが良いし(唯一、最後の子鉄決闘シーンが蛇足過ぎるのが悔やまれる)原作のタッチを生かした、小田部羊一のキャラデザも素晴らしい。あと、チエ=中山千夏、テツ=西川のりおという神キャスティングも忘れがたい。
 ブエナビスタ発売ということは「ジブリがいっぱいコレクションスペシャル」としてのリリースなんだろうから、映像特典も期待できるな。個人的には監督のオーディオ・コメンタリーなんかだと嬉しいなぁ。