2007-01-01から1年間の記事一覧
中学生時代に胸躍らせて読んだ、ブルーバックスの名著。古書店で見つけて、懐かしさのあまり思わず買ってしまった。 (執筆された)1979年現在の科学技術の延長線上で実現できる恒星間飛行システムを解説する、という内容の本。対になる『続・銀河旅行』では…
以前このシリーズについては、ちょっとだけ感想を書いた(http://d.hatena.ne.jp/zeroset/20070223/p1)。今までシリーズ全般にわたって飛び飛びにトピックをつまみ読みしてたけれども、今回、図書館から借りてきて、初めからきちんと読んでみた。 以下、特…
9月から始まった新エピソードの感想です。 怪盗ルビー・ロケットの巻 巷で大人気の音楽プレーヤー、ミュジークが欲しくてたまらないジェニーは、ついつい展示されていた新製品を盗んでしまう。追われたジェニーは、苦し紛れに身体を赤く塗り、ロケットに変形…
本当はゴーレム^100(ゴーレム100乗)だけど、TeX記法で書いてもなぜか変な表示になるので。 22世紀のある巨大都市で、突如理解不能で残虐な連続殺人事件が発生した。犯人は、8人の上品な蜜蜂レディたちが退屈まぎれに執り行った儀式で召喚した謎の悪魔ゴー…
大統領夫人インパクトありすぎ。百合展開に圧迫祭りにあの豹変振り! マイク・Oとホット・パンツが対峙する場面は、雑誌で読んでて鳥肌が立ったシーン。ルーシー絶体絶命の危機に思わぬ助っ人が!という展開は、良く考えたらブラックモア戦と同じパターンだ…
『神は沈黙せず』の山本弘による短編集。 集中のベストは、やはり表題作。いわゆるタイム・パラドックスものの一変種だけれども、このひねり方、発想は凄いと思う。ちょっとイーガンの「位相夢」を連想してしまった。 「メデューサの呪文」に出てくる言語文…
バタフライ・エフェクト 人生を、特定の時点に戻ってやり直せたら……という素朴な願望を元にした、時間ものSF映画。 タイムスリップに回数制限があるのに、何度やってもその度に自らの行為が予想もつかない連鎖反応を生んでしまう、という設定が焦燥感を生ん…
アニメ専門チャンネル | カートゥーン ネットワーク - 海外アニメと無料ゲームや動画なら Cartoon Network 九月には子供ヒーローもの「ベン10」(Ben10)が放送開始。そしてなんと言っても楽しみなのがKNDの長編エピソード「オペレーションZ.E.R.O」!……って、…
http://www.hayakawa-online.co.jp/product/issue_schedules/book/list.html 軍犬と世界の痛み 777円 マイクル・ムアコック(著) 刊行日: 2007/09/10 〈魔王ルシファと盟約を結んだ英雄 フォン・ベック伯爵登場! 世界幻想文学大賞受賞!〈永遠の戦士 フォ…
最近、オズ・シリーズをまとめて読んでいます。 昔早川文庫からシリーズ14冊が訳出されていたものの、現在では全て絶版。たまたま寄ったブックオフにシリーズ五冊が売っててラッキーでした。最初は一冊だけ(『オズのオズマ姫』)読むつもりだったんですが、…
Engadget Japaneseにて紹介されていた不気味なロボットバンド。 本当はちょっと怖いアニマトロニクスバンド - Engadget 日本版 この雰囲気、どこかで見たことあるなあ、と思ってたら、デクスターズ・ラボ15話「チャビーのレストラン」の元ネタだったんですな…
マリー・アントワネット 登場人物に感情移入させたいのかさせたくないのか、リアルなのかファンタジーなのか、最後まで焦点が定まってなくて、見終わったときに、なんかモヤモヤした気持ちになってしまった。どうせなら最初から史実なんて無視しちゃって、ひ…
スポンジ・ボブ劇場版 DVD化されたら見よう見ようと思いつつ、なんとなく手をつけないままでいた劇場版。 ちょっと間延びした感はあったけど、総じてやっぱり面白かった。特に、オープニングから実写の海賊が出てきたり、陸に上がってデビッド・ハッセルホフ…
精神的に余裕の無い日が続き、アサガオの観察に現実逃避する日々です。 ブログもすっかりおろそかになってましたね。
http://www.hayakawa-online.co.jp/product/issue_schedules/book/list.html 日本SF・幼年期の終り 1,575円 早川書房編集部編(著) 刊行日: 2007/08/25 一九六八年十月に刊行が開始された『世界SF全集』(全35巻)。その月報に掲載された星新一、手塚治虫…
現代アメリカで食人族を大暴れさせた、鬼畜スプラッタ小説の金字塔『オフシーズン』の続編登場! ……と、いうことで、期待して読み始めたこの作品。ただ、前作と比べると心持ち大人しい印象を受ける。いや、まさかあのキャラとか、このキャラが生き残るとは思…
http://www.hayakawa-online.co.jp/product/issue_schedules/book/list.html 本泥棒 2,310円 マークース・ズーサック(著) 刊行日: 2007/07/10 ナチス政権下のドイツ。里子に出された孤独な少女リーゼルの密かな慰めは、本を盗むことだった。数奇な運命を辿…
このブログを開始したのが、2004年の5月30日。ちょうど(でもないけど)三年経過したことになります。 まあ、漫然と続けてきたので、3年といってもアレなんですが、エントリ数で言うと千くらいいってそう・・・・・・なんて言うと、なんだか自分でも、おお、という…
「ドーン・オブ・ザ・デッド」のザック・スナイダー監督によって映画化された、フランク・ミラーの歴史ものコミック。 紀元前480年、ギリシア―。 100万の兵を率いるペルシア軍の大侵攻に対し、たった300人のスパルタ兵で防戦。 壮絶な最後を遂げた伝説の男た…
坂本龍一のレーベル、COMMMONSから発売された、人選も豪華なカバー・アルバム。アーティストは坂本、高橋幸宏に矢野顕子、コシミハルといったおなじみの人たちからヴァン・ダイク・パークスやジム・オルークなどの海外陣まで、選曲も「恋は桃色」から「ハイ…
http://www.cab-j.co.jp/よりカートゥーンネットワーク七月目玉番組情報。 個人的目玉は、やっぱり「KNDハチャメチャ大作戦」新エピソードの放送。新作は昨年10月以来だけど、前々回の新作から前回まで1年半の間が空いていたことを思えば、十分許容範囲。ア…
金銀に輝く表紙とコンパクトな体裁が印象的な、ファイドンのキリスト教美術シリーズ。四冊まとめて読んでみた。 このシリーズのミソは、同一モチーフの絵画を編年的に並べてあること。宗教画というものは、どうしても様式化されやすい。その性質上、題材の扱…
YouTubeの無口なウサギ(その2) - ゼロセットの日記とかで予告した、日本未公開「無口なウサギ」エピソードの感想です。まずはレギュラーシリーズ最初の話である"Bunny Fish"。 これ、キャプチャ画面だけエピソードガイドで見てて、凄く気になってた話なん…
『レッド・ドラゴン』『羊たちの沈黙』『ハンニバル』に続くレクター博士もの第4作。今作はレクター博士の幼少時代から青年にかけてを描いている。いわばハンニバル・エピソード1という趣。 前作にはかなり失望させられたものだけど、今作はさすがに全然期待…
エルリックに引き続いてエレコーゼ・サーガも新版刊行開始。エルリック最終巻『白き狼の息子』で、エレコーゼとのリンクが示されていたので順当な流れではあるのだけれど、初読の人がこの順序で読んだら面食らうだろうなあ。自分は「永遠の戦士」(旧題「永…
新版エルリック・サーガも、これでとうとう最終巻。タキシードを着て気球に乗って登場したり、遊園地でアイスクリームを食べたりと、妙に現代イギリスに溶け込んでいるエルリックが微笑ましい。主役級の少女ウーナッハや人語をしゃべる狐ルニャール公など、…
http://www.hayakawa-online.co.jp/product/issue_schedules/book/list.html スロー・バード 924円 イアン・ワトスン(著)刊行日: 2007/06/10 〈ハヤカワ名作セレクション〉イアン・ワトスン傑作集〉英国SF界に燦然と輝く鬼才ワトスンが、あなたを驚異の旅…
(その1はこちら) 相変わらず色んな動画が上げられてるYouTubeですが、以前二本しか見つからなかった「無口なウサギ」も、数が結構増えてます!(キャプチャ画像は"Fitness Center"より。なんか珍しい顔してますね) *さいはての西* このことをコメントと…
武装錬金 1 (ジャンプコミックス)作者: 和月伸宏出版社/メーカー: 集英社発売日: 2004/01/05メディア: コミック クリック: 27回この商品を含むブログ (137件) を見る マンガ喫茶で一気読み。リアルタイムで読んでた時はヴィクター出てから途端につまらなくな…
再会すると言いつつ一週間以上放置してしまいました。どうにも忙しくてたまりません。 そう言えば、最近、抽選で任天堂のDS Liteを手に入れました。さっそく以前から持ってたGBA用の「ミスタードリラー2」とか挿してみたんですが、やっぱりバックライトは綺…