2004-01-01から1年間の記事一覧

『トリポッド1襲来』ジョン・クリストファー

突如地球に降り立った謎の三本脚機械「トリポッド」。やがて世界中にトリポッドの崇拝者が現れ、人々はパニックに陥っていく・・・・・・。破滅SFの名作『草の死』で有名なジョン・クリストファーによるSFジュブナイル。お得意のディザスター小説のフォ…

ティーン・タイタンズ#1「仲間割れのピンチ」:CSカートゥーン・ネットワーク

日本アニメ風演出が話題の『ティーン・タイタンズ』。なかなかリアルタイムで見られないので、今ごろ第一話を視聴してます。 まず、ぱっと目に付くのが、グラフィック風の画面デザイン。『バットマン』からのワーナー製作DC原作アニメの特徴ではあるんだけど…

『ドラえもん』声優陣が交代へ

新聞を読んでびっくりした。年齢的にそろそろ限界だろうとは思っていたが、5人一挙に交代とは。 実を言うとアニメ版に対する思い入れは、殆ど無い。放映が始まった頃をリアルタイムで経験している世代なんだけど、好きなマンガが動く嬉しさより、「絵が違う…

『ハウルの動く城』

宮崎駿の最新作を観てきた。まだ観てない人は、ネタバレ注意のこと。 それにしても、う〜む・・・・・・なんだか感想を書きにくい映画だな。中盤くらいまではかなり面白い。ソフィーがだんだん老婆としての生活に慣れていく過程とか、ハウルの城内に入り込ん…

月曜日は休みを取って連休にしてました。CNの新番組『ティーン・タイタンズ』はリアルタイムで見られなかったけど、面白そうなので、ビデオを見るのが今から楽しみです。

チョーク・ゾーン#11:CSニコロデオン

"The Heist"は魔法のヘルメットを盗み出そうとするプロレスラーをルディたちが懲らしめる、というお話。まぁ、いつもの雰囲気の話。「世界一声の大きなレスラー、サンダー・スロートだ!」とはしゃぐルディを見る、ペニーの「アホか」って感じの表情が・・・…

もののけ姫

「ハウル」の予告映像見たさに視聴。あまり好きな映画では無いが、久しぶりに観てみると、やっぱり映像が凄い。シシ神の描写、飛んでくる矢、終盤で森からバラバラと振ってくるコダマたち・・・・・・。ついつい見入ってしまった。 しかし今回、徹底して宮崎…

『すべてのまぼろしはキンタナ・ローの海に消えた』ジェイムズ・ティプトリー・ジュニア

早川の最新刊。ユカタン半島のキンタナ・ローを舞台にした連作短編ファンタジー。 観光客がポラロイドを使い捨てる場所は、 むかしスペイン人が奴隷を使い捨てた場所。 ときどきはその観光客さえも、 五百年の墓場に仲間入りする。 恋をするならご用心、避け…

『山田風太郎忍法帖短編全集8 武蔵忍法旅』

短編全集も8巻目。このころになると初期忍法帖の持っていたイカニモなけれん味は影を潜め、良い意味で枯れた感じになってきている様な気がする。「彦左衛門忍法盥」が良い例だろうか。「近頃の若いもんが・・・・・・」てな懐古主義者をばっさり切り捨てた上…

『ステップフォード・ワイフ』

先々週のフロリダへの旅行の機上で、見覚えの無いコメディ映画を観た。今日、別の事を調べてググってるときに偶然、その映画の題名が分かったんだけど、それがこの『ステップフォード・ワイフ』http://www.stepfordwife.jp/。日本での一般上映は来年の2月だ…

『万物理論』グレッグ・イーガン

この世界の全ての物理法則を統合する究極の“万物理論”。人工島“ステートレス”で今、その理論が発表されようとしていた。科学ジャーナリストである主人公は、取材に訪れたこの島で、奇怪な陰謀に巻き込まれる事になる。そのころ、世界各地で原因不明の奇病“デ…

ヤン・シュヴァンクマイエル監督特集:CSシネフィル・イマジカ

CSでチェコのアニメーション作家、シュヴァンクマイエルの特集をやってたので、録画。 この監督の作品では『アリス』を観たことがある。やたらとアリスの姉(物語の語り手)が出てくることで虚構性を反復強調しているのが、どうも好きになれなかった。狙いは…

チョーク・ゾーン"Pop Goes The Balloon":CSニコロデオン

世界中の恋人たちの“ハート”が集まるキャンディーバーの森に、若き日の両親の姿を見つけて、思わず後を追うルディ。しかし、やたら口の悪いキューピットに阻まれ、一計を案じる。チョークで描いたハートの中にペニーと一緒に入って潜入・・・・・・「それら…

母をたずねて三千里 第14話「マルコの決意」第15話「すすめフォルゴーレ号」:CSファミリー劇場

例によって録画分をビデオで視聴。 マルコもついに旅に出発。「マルコの決意」ではジーナとの会話が素晴らしい。父や兄と比較し、何もできない自分だから、せめて母の消息を確かめて役に立ちたい、というマルコの決意。それに対し、今は亡き夫の写真の入った…

『テクニクビート』PS2用ゲームソフト

昨日観た『KND』に出てきたムシちゃん。彼女を見てて、なんか見覚えがあったんだよね。それがこの、『テクニクビート』に出てくるレイン。右の絵を見てもらえば分かるけど、ホントにそっくり。 と、言う訳で何ヵ月ぶりにか、PS2を起動してみた。『テクニクビ…

『アバラット』クライヴ・バーカー

一日24時間の時刻の名を持つ島と、禁断の「25時の島」からなる群島世界アバラット。アメリカの田舎町からこの世界に迷い込んだ少女、キャンディの冒険を描くファンタジー。 『血の本』シリーズのバーカーによる、全4部作予定の長編ジュブナイル。前に紹介し…

KNDハチャメチャ大作戦「再び敵のデザートを奪え!/月面基地へ向かえ!」:CSカートゥーン・ネットワーク

リジーの活躍が嬉しい「再び敵のデザートを奪え!」もそこそこ良かったけど、やはり今回は「月面基地へ向かえ!」だな。このエピソードでクリーが過去、ナンバー11だった事、そしてKND最強の戦士だった事が発覚。こういう続き物で、少しずつ新たな事実が分か…

『ぼくドラえもん18号』『ぴっかぴかコミックスドラえもん4』『ぴっかぴかコミックスパーマン1』藤子・F・不二雄

ぼくドラ今号の未収録作品は粒ぞろい。特に名作「ドラえもんだらけ」を髣髴とさせえる「ぼくを止めるのび太」が良かった。昔読んだ時、プラモじゃなくカップめん10個買って死ぬほど後悔するのび太に、無茶苦茶感情移入した覚えがある。これは切実だよねぇ。…

KNDハチャメチャ大作戦「箱を取り戻せ!/暗殺パンツに気をつけろ!」:CSカートゥーン・ネットワーク

色んなパロディが登場する「箱を取り戻せ!」。ナンバー1は3DCG風、ナンバー2が往年のコミック風、ナンバー3が子供の落書き風、ナンバー4が・・・・・・おいおい、いいのかよ!ビリー&マンディに続く、ドラゴンボールネタ。ナンバー5はピンクパンサーか。ま…

風邪をひいて、辛い毎日です。

『ビッグ・ノーウェア』ジェイムズ・エルロイ

1950年代、赤狩りの嵐吹き荒ぶロサンゼルスに、3人の男達がいた。若き保安官補アップショー。彼は奇怪な連続殺人の解決に異常な執着を示していた。やがて法律の枠を超えたその捜査が、彼自身をも追い込むことになるとも知らずに。市警警部補コンシディーン。…

KNDハチャメチャ大作戦「チーズ将軍の座を奪え!/お節介はやめろ!」:CSカートゥーン・ネットワーク

「チーズ将軍の座を奪え!」チーズ忍者にチーズ将軍と、和風の敵キャラが楽しい。チーズ鉱山って変な発想なんだが、そういえばレン&スティンピーにも出てきたな・・・・・・なんか共通の元ネタがあるのだろうか(月がチーズで出来ている、っていうのは向こ…

CSキッズステーションで今週から『赤毛のアン』が始まりました。本当に凄いアニメなんで、まだ観た事が無い、という人は是非観てください。ちなみに自分の感想はid:zeroset:20040701あたりから。

KNDハチャメチャ大作戦「幽霊ハムスターをやっつけろ!/逃亡者を追跡せよ!」:CSカートゥーン・ネットワーク

先々週の土曜日にやった分をビデオ視聴。「幽霊ハムスター・・・」はナンバー3主役話。相変わらず可愛いね。今回の話は『デクスターズ・ラボ』や『ルーピーといっしょ』での幽霊金魚のエピソードを思い起こさせられる。どれもペットに黄泉の国に連れて行かれ…

『スティール・ボール・ラン』3、4 荒木飛呂彦

3巻のジャイロが超セクシー。SBRになってから、表紙イラストの完成度が、前以上に高くなったような気がする。今のところ、どの表紙もハズレ無し。 なんかこの間の前後編も合わせて綺麗に二巻に収まってるところを見ると、本来読みきり分も連載時に含まれる予…

"American 3-D Trip"

生来の小心者なので、ジェットコースターだのフリーフォールだの、あの手のマシンは大の苦手。以前、気の迷いからその手の乗り物に乗ったことがあるが、本気で腰が抜けそうになった。そんな俺が今回の旅行で楽しみにしてたのが、3Dシアター系アトラクション…

フロリダのディズニーワールドに行ってきました。四つのテーマパークと二つの人工ビーチからなる、巨大リゾート。さすが世界の富を独占する国は、凄いものを作りますな。実を言うと東京ディズニーランドにも行った事が無いので、この手のテーマパーク自体が…

明日から旅行に出ますので、更新をしばらくお休みします。 こんな取りとめの無い日記でも、見てくれる方がいるのは嬉しいことです。 再開は11月7日以降になりますので、また、よろしくお願いします。

『Lenore: Noogies』『Lenore: Wedgies』Roman Dirge

Flashアニメを観て、すっかりファンになった『Lenore』(昨日の日記参照)、トレード・ペーパーバックにまとめられたものが2冊出ているようなので、一昨日アマゾンに注文。今日、届いた。 雰囲気的にはアニメとほとんど同じ・・・・・・と言うよりFlash版の…

『Lenore』のFlashアニメ

Roman Dirge作『Lenore』の存在を知ったのは、スタジオ・ボイス誌のアメリカン・オルタナ・コミック特集(2002年1月号)だった。Gothムーブメントを担う作品の一つとして、1・2カットほどのイラストと紹介文が載っていたのだが、その時は特に興味を惹かれる…