フリーキー・フライデー:CSディズニー・チャンネル
子役時代のジョディ・フォスター主演の映画。思春期の娘と母親の心が入れ替わってしまい大騒動、という感じの話。いかにも70年代、なファッションと粒子の粗いフィルムの質感が趣きあるけど、基本的にはウェルメイドなファミリー映画の域は出ていないです。でも、嫌いじゃない。
こちらのコメント欄でohmyhalさんも仰っておられるんですが、これ、オープニングがすごくいい!音楽も最高だし、アニメがまた、キュートなんだよなあ。今からでもいいから、この絵柄でカートゥーン版のリメイクとか作られないかなあ。
この映画のジョディ・フォスター、丸々と健康そうに太っていて、顔は結構がっしりしてるし、歯列矯正の金具まで付けてて、お世辞にも美少女なんて言えない。でもそこがまた、いいんだよなあ。この前年、13歳の時には『タクシードライバー』で少女娼婦役を演じているんだが、あの折れそうな手足を持った儚げな少女とは、当然ながらまるで雰囲気が違う。でも、どちらもいいですね。ちなみに、個人的にJ・フォスターのやった役で一番好きなのは1984年の『ホテル・ニューハンプシャー』での主人公のお姉さん役だったりする。
追記
アナベル(J・フォスター)の心が母親の体の中に入った時、自分の(母親の)体の輪郭を手で撫でて、改めて驚くシーンがある。デクスターの「ディディママ、学校へ」とかパワパフ「あなたが私で、私はだあれ?」でも同様の場面があるのだが、「体入れ替わりもの」の定番シーンなんだろうか。ちょっぴり官能的で、印象に残るシーン。
- 出版社/メーカー: Walt Disney Video
- 発売日: 1997/06/23
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