「キム・ポッシブル:タイムトラベル」:CSディズニー・チャンネル

 キム・ポッシブルスペシャル版。金曜日にビデオに撮っておいたのを、観た。
 今回はいきなりロンがノルウェーにお引越しってことで、キムとロン、涙のお別れ。いやぁ、この二人の関係って本当に好き。幼稚園時代から続く友情・・・そう、恋愛じゃなくて友情ってところがイイんだよなぁ。今回の話ではコンビ解消を決めた時のシーンが、思い切りぐっと来る。ロン「そんなこと無いよキム!君は・・・(咳払い)・・・一人でやるべきだ」キム「ええ・・・例えそうだとしても・・・友達よね?」ロン「もちろんさ!・・・なんかちょっと、目にゴミが入っちゃったみたい。後でまた話そう」話し終わった後に、ベッドに突っ伏すキム。この時の二人の表情も良いんだよなぁ。
 そして、ロンの代理を頑張るモニークもイイ!戦闘中に、あと20年くらいかけて鍛えなきゃ、なんてこと言ってて、ただのギャグだと思ってたら、20年後、本当に鍛えまくってたのには笑った(ロンの、未来世界では皆マッチョ、って台詞も最高)。ええ子やなぁ。
 それに引き換え、悪役陣(シーゴー除く)の精彩の無さったらなんだ。悪役が集結、共同作戦を張るって、本当ならもっとワクワクしてもいいはずなんだけど。ドラッケン、モンキー・フィスト、ダフ・キリガンの3人が集まってもなあ・・・大体、キャラ立って無さ過ぎなんだよ。ドラッケンのクローン3人、とかでも、全然話が変わらなさそうだ。シーゴーたん一人が頑張ってて、救われたけどね。*1

*1:ところで今回の話、プロット的にデクスターズ・ラボのエゴ・トリップを思い出したのは俺だけだろうか。