『奈良美智―ナイーブワンダーワールド』NHK「トップランナー」制作班、KTC中央出版・編
前半は彼の絵と短い言葉を見開きに並べた構成、後半はNHKの番組「トップランナー」でのインタビューをまとめた本。
それにしても、どの文章も、いかにも「芸術家」の仰る言葉という感じで、想定内というか、驚きも、発見も、何も無い。「感性」とやらに誇大な価値を認める人に限って、凡庸なことしか言わないものなんだな。
理屈じゃないものって、やっぱり強いよね。ぼくは、理屈ってものすごく弱いと思う。
(p46)
上の言葉とか典型的。はあ、そうですか、という感想。
でも、絵は結構好きです。