早川・創元その他8月の新刊から、気になる本

zeroset2006-07-12

 いつものように、自分用メモ。
http://www.hayakawa-online.co.jp/product/issue_schedules/book/list.html
 早川名作コレクションでは『地球人のお荷物』(アンダースン&ディクスン)が登場。イラストは変っちゃうのかね、やっぱり。ホーカと言えば天野喜孝という印象(旧版の新井苑子も味があって、あれはあれで良いが)だけど、その印象を塗り替えるような出来のイラストだといいなあ。
 ノンフィクション文庫の『なぜ人はエイリアンに誘拐されたと思うのか』『ブラック・ダリアの真実』はタイトルに惹かれるものがある。特に後者は上下二巻も使って、どんな「真実」が出てくるのか、ちょっと気になる。
http://www.tsogen.co.jp/np/kinkan.do
 東京創元社は「ルーンの杖秘録」2巻目、『赤い護符』(マイクル・ムアコック)の再刊。
近刊情報|国書刊行会
 国書刊行会からは「未来の文学」シリーズの新刊『グラックの卵』(浅倉久志編訳)が発売。ニュー・ウエーブSF傑作選『ベータ2のバラッド』に続くオリジナル・アンソロジーで、今度はユーモアSF傑作選。『ベータ2〜』がそれなりに良かったし、スラデックの短編は載ってるし、つい買ってしまいそうだなあ。
http://www.kawade.co.jp/np/forthcoming.html
 河出書房新社からは銀河ヒッチハイク・ガイドシリーズ完結編『ほとんど無害』(ダグラス・アダムス)が文庫で発売。このシリーズ、最初の巻は新潮文庫版をはるか昔に読んだことがあるんだけど、完全に内容を忘れちゃったなあ。自分にはいまいち合わなかったんだろうか(そんなことすら忘れてしまった)。噂を聞くと面白そうなんだが。