スティール・ボール・ラン#14「緑色の小さな墓標」:月刊ウルトラジャンプ

 先月号に引き続き、ルーシー・スティールVSブラックモア。結局ルーシーはスタンド使いにはならなさそうで、少し嬉しい。誰も彼もスタンド使い、ってのも、ちょっとねえ。なんと言っても、ルーシーがブラックモアを撃つシーン、他人を傷つけ、殺す恐怖……このドラマティックな高揚感は、ルーシーの普通人ならではの「弱さ」が強調されているからこそのものだと思う。「あのお方」の出現に思わず我を忘れてしまう、空のブラックモア。ガタガタ震え、涙を流しながら銃を握り締める、地のルーシー。この構図もいい。
 さて、一方ジャイロたちはディオを相手にデッドヒートを繰り広げていた。おお、まるでレース漫画のような展開!ってアレ? ……ともかく、こちらも盛り上がってきました。今回くらいは、ジャイロに勝たせてやりたいなあ。
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