メモ

 SFマガジン600号記念号、イーガンとラファティのノヴェラを読了。感想は後でまとめて。どちらも傑作だと思う。
 復刊エルリック・サーガ『メルニボネの皇子』も購入。まだ本文は読んでない。表紙は思ったより悪くない感じ。エルリックの顔が優男過ぎると言うか、もうちょっと狂気めいたものが欲しいところだが……。帯に栗本薫が推薦文を書いてるけど、この人、旧版『メルニボネの皇子』刊行時には、SFマガジンに批判的なレビューを書いてたはず。シリーズを通して読んで印象が変わったんだろうか。
 どうでもいいが「アリオッホ」にはやっぱり違和感あるなあ。「アリオック」なら、原音に忠実らしいしまあ仕方ないかという気にもなるんだろうけど。あとがきでは鏡明訳のおもいで云々との弁明が書いてあったけど、それなら20年来「アリオッチ」で親しんできた我々のおもいではどうなるんだ、とも言いたくもなる。ま、なんだかんだ言ってすぐに慣れるんだろうけどさ。

メルニボネの皇子―永遠の戦士エルリック〈1〉 (ハヤカワ文庫SF)

メルニボネの皇子―永遠の戦士エルリック〈1〉 (ハヤカワ文庫SF)