ホーム・ムービーズ#13「インタビュー・ウィズ・ブランドン」:CSカートゥーン・ネットワーク

　今回はファースト・シーズン最終話。ブランドンたちのビデオムービーが賞を撮り、テレビ番組で取り上げられる事になる。別れた父親の事を思い出し、ナーバスになっているブランドンが、珍しくもいじましい。父親かららしき電話を取るブランドン。応答するや音楽が流れ、相手の声は（視聴者に）聞こえない。このあたり淡々としつつも雰囲気ある終わりかたで、なかなかの「最終回」だと思う。
　……と、言うような書き方をすると、なんだかウエットな話のようだが、基本的にはいつもと同じように、しれっとした話運び。サブストーリーとしてマグワイヤがその暴力的な性格を直すためにセラピーに通う話があるんだけれども、その顛末は必見。いやあ、さすがコーチ！おれたちに出来ない事を平然とやってのけるッ。ちなみにブランドンからアドバイスを求められ、為になるんだか関係ないんだか、微妙な例え話をしてやるシーンも、なかなかいいですね。