早川創元その他一月の新刊

http://www.hayakawa-online.co.jp/product/issue_schedules/book/list.html

狼の一族 アンソロジーアメリカ篇 2,100円
若島 正・編(著)
刊行日: 2007/01/15
異色作家短篇集18〉異色作家短篇集の掉尾を飾り、全三巻のオリジナル・アンソロジーをお届けする。本巻にはアメリカ作家の作品を収録。トマス・M・ディッシュの表題作をはじめ、いずれ劣らぬ個性派ぞろいの十一篇

 異色作家短編集、一月からは新編集アンソロジーが刊行されます。特に期待はしてなかったんですが、編者と収録内容を知って、俄然興味が湧いてきたりして。アメリカ篇の後はイギリス篇、世界篇と続くようです。

ネオ・アズマニア3 ぱるぷちゃんの大冒険 651円
吾妻 ひでお(著)
刊行日: 2007/01/10
〈美少女とマッド・サイエンティスト!〉科学法則を無視して縦横無尽に宇宙を駆け巡る、美女と変なもの? 仰天スペオペ作品集

 元本は有限会社ぱるぷという聞きなれない出版社(アニドウの関連会社?)から販売されていた短編集。同時期に出ていた「ひでおコレクション」と統一感のある装丁なのが印象的だったです。

スクレイリングの樹 966円
マイクル・ムアコック(著)
刊行日: 2007/01/10
〈永遠の戦士 エルリック6〉ウルリックが誘拐された! ウーナは魔術を駆使し大渦巻きを下って夫のあとを追うが!?

 『夢盗人の娘』から始まる新シリーズも二巻目。前作が面白かったので、期待大です。
http://www.tsogen.co.jp/np/detail.do?goods_id=3659

杖の秘密【新版】
ルーンの杖秘録4】 発売予定日 2007年1月
マイケル・ムアコック深町眞理子

 で、同じくムアコックの「ルーンの杖秘録」復刊もこれでラスト。続けて「ブラス城年代記」の方も復刊されると良いんですが。


 あと、十二月に出る本ですが、さっき知ったので。
最後のウィネベーゴ :コニー・ウィリス,大森 望|河出書房新社
 21日発売の「奇想コレクション」新刊。コニー・ウィリスとはいまいち相性が悪いんですが(『ドゥームズデイ・ブック』もハードカバー版を買ったまま、実家で積まれてる状態)、犬ものの話なので、ちょっと読んで見たい。もっとも図書館待ちになりそうですが。