チョーク・ゾーン#35:CSニコロデオン

zeroset2006-07-21

 5月14日放送分。
 最初のエピソードは"Brainy Bitsy"。オランウータンのビッツィーに、手話を教えるペニーのママ。ところがチョーク・ゾーンのビッツィーが本物を檻から逃がしてしまい、大騒ぎに……という話。檻に閉じ込められた動物を自然公園に放してやる、というラストは、ちと定型的で物足りないな。とはいえ基本的には子供向けに徹した番組なので、これで正解でしょう。自然のジャングルに帰すなんて安易なオチじゃなくて、「自然公園」に放してやる、というところは良かった。あと、チョーク・ビッツィーはなかなか良いキャラクターだったので、また登場して欲しい。
 "Teacher's Lounge"は、教室の黒板に先生の似顔絵を落書きしたという濡れ衣を着せられたルディが、疑いを晴らすため、チョーク・ゾーンでその落書きを探す、という話。先生の似顔絵専用のクラブ、という発想がいい。いかにも色々集まりそうだもんね。妙に色気づいてる校長とか、半人半犬のウィルター先生とか、いかにも子供の落書きめいたカリカチュアっぷりに、ちょっと笑ってしまう。
 ショート・ショート"2:40"は、スナップがジェームズ・ボンドならぬジェームズ・バンド(文字通り、輪ゴムの秘密諜報員)の任務に巻き込まれてしまう、というお話。
 "Mosquito"は久々復活のミュージック・クリップ。蚊の羽音を真似た(?)単調なメイン・メロディがちょっと不思議な感じ。「ア〜ア〜ア〜〜、モスキート!」……でも、ノリは良いね。ところで、一部の絵が#19"Insect Aside"の流用にも見えるけど、どうなんだろ。