アトミック・ベティ#26「ロボット・ウィルスは撃退しなきゃ/いじわるアイドルはごめんだわ」:CSカートゥーン・ネットワーク

zeroset2006-06-19

 5月6日放送分。さてさて、ベティもこれで日本での放送が一段落です。Aパート、ズノウ博士の作ったロボット・ウィルスの感染により、優秀なロボットが次々と自爆する。さらに休暇中のX-5までウィルスに感染してしまい……という話。X-5のおじさん、B-1が久しぶりに登場。それにしても、あと10分でB-1おじさんが爆発するというのに、ため息一つついてすぐにあきらめてるX-5とか、どう見てもそれから10分以内に解決してるようには見えない、とかツッコミどころだらけな話だな。そして最後、ブレスレットにもウィルスが感染してしまい、ベティの腕上で爆発のカウントが始まってしまう。そこでベティは、ブレスレットをズノウ博士に投げつけ、爆発に巻き込んで見事敵を倒すのであった。……おやおや、万能ブレスレットはこれで壊れちゃったのかな、と思っていたら、「銀河警備隊のブレスレットは頑丈な金属で出来てるの」……はははは、これでこそ「アトミック・ベティ」。
 地球パートでは、(猫のおまけとして)家族で写真を撮ることになったベティ、最後はみんなでSFコスプレをしてパチリ。このあたり、ジェットソンへのオマージュか。「まさに宇宙家族だわ!」
 Bパート。マキシマスの主催で「いじわるアイドル・コンテスト」が開催される。宇宙中の悪党が集まり、ベティを倒した者が晴れて「いじわるアイドル」の栄冠を手にすることが出来るのだ。スパーキーとX-5を人質に取られ、おびき出されたベティの運命や、いかに……シーズン最終話らしい、オールスター・キャスト勢ぞろいなお話。しかしアクション・シーンはそれほど多くないし、あまり豪華な感じはしないなあ。「いじわるアイドル」という何を狙ったのか良く分からんネーミング・センスは、実にこの番組らしいところではある。見所はやはり、クライマックスに登場するアトミック・おばあちゃん。以前の伏線でほのめかされていたように、やはり祖母もかつての銀河警備隊員だったんですな。このあたりの経緯、ベティが警備隊員となるきっかけとかも含めて、いつかエピソード化して欲しいなあ。ちなみに最後、おばあちゃんにだっこされるベティがなんか可愛いです。