チョーク・ゾーン#30:CSニコロデオン

zeroset2006-05-11

 4月15日放送分。最初の話の"Disarmed Rudy"はルディが腕を骨折してしまい、魔法のチョークを上手く使えなくなり大ピンチ、というお話。敵役は#13以来久々に登場のカボチャお化けジャック……なんだけど、まあ、こっちはどうでも良い。みっともないところを皆に見られたくなくてボウリング大会を欠席するルディ、ダンスの話といい、男の子らしい見栄の張り方が可愛い。それにしてもルディもペニーもボウリング・ウェアが良く似合うこと。
 二番目の話は"Poisen Pen Letter"。ミシェルという女の子の誕生パーティに招待されなかったと勘違いしたルディは、怒り任せに嫌がらせの手紙を出してしまう。勘違いに気付いたルディは必死で手紙を取り返そうとするが……という話。う〜ん、この話、イイね。感情任せに取り返しの付かない事をしてしまったルディの狼狽振りに親しみが湧くし、なにより、最初はお高く止まってるっぽい様にも見えたミシェルが、実は結構気の良い性格だった、というオチも気持ちいい。
 ショートショート"The Label Police"は音楽等ビンテージ・カートゥーンっぽい雰囲気に仕上げられた一編。スナップ主演の話は個人的にあまり面白いと思わないが、これは結構良かった。ラベルの注意書きを字義どおりに守らないものを捕まえまくる「ラベルポリス」というアイデア自体の楽しさかも。ミュージック・クリップは"Too Much To Do"。田舎のオバサン風ペニーが……9話の"Putting on the Dog"でも出てきたけど、もう勘弁してよ。そう言えば新シリーズになってから、ペニーがチョーク・ゾーンで全然活躍しないなあ。若干教訓臭がするようになったところといい、スタッフが変わって、ストーリーが若干軌道修正されたのだろうか。……いやいや、ルディ、ペニー、スナップ三人揃ってこそのチョーク・ゾーンでしょ。そろそろまた三人での冒険を見たいんだがなあ。