アトミック・ベティ#17「パワーアップはほどほどに/夢を見るならいい夢ね」:CSカートゥーン・ネットワーク

zeroset2006-05-01

 4月2日放送分。最初の話はエネルギーを吸い込む強敵・ニュークリアとの戦い。この手の敵はある意味定番。倒し方も定番どおり。ただ、自分は動かずに、あっちこっちにテレビモニターのようなものを送り込んで人々を洗脳、エネルギーを吸い取るってのはちょっと面白い。あと、ニュークリアの惑星近辺でのドッグファイトが、「クローン大戦」ばりの動きで、なかなかの迫力だったかな。
 Bパート、マキシマスが夢を通じてベティの母星を探ろうとする、という話。ベティを倒したいだけなら眠っている間にいくらでも出来る訳で、マキシマスは母星を盾にして、ベティを自分の配下にしようと思ってたのだろうか。以前のベティを銅像にしようとする話といい、トリオ・ザ・ベティの話といい、単なる「敵」で済まずにそれなりの執着があるようで。それにしても、縛られて吊るされるベティにはちょっとドッキリ。足じたばたしてるんで、結構際どいといえば際どい(絶対見えないことは分かってるんだけどね)。珍しく悲鳴も上げてるし、こう言っちゃなんだが、嗜虐心を煽られたよ(*´ー`*)。しかし夢の世界で敵に襲われる、というのも定番エピソードではあるのだけれども、今回の話のオチは今だかつて見た事無いくらい安直なものだった(笑)。ここまで来ると、かえって思いつかないなあ。
 地上パートでは大好きなバンドのバックステージ・パスをパパに手に入れてもらうことになったベティ。ところがペネロピーに乗せられて見得を張ってしまったことから、彼女たちのチケットまで手に入れることになってしまう。ここはやっぱり主人公らしく、皆を誤解させた事を、きちっと謝って終わるのかなあ、と思っていたら……。しれっとした顔で「バックステージパス、取れないの。パパが取れるのは私の分だけ」えっ!?あれ!?、まあ確かに見返してみると「(チケット)取れる……かも」と断言はしてなかったんだけど……しかも何故かペネロピーが責められてるし……。う〜ん、相変わらず妙なストーリーだなあ。それとも例によってベティがドライすぎるのか。