チョーク・ゾーン#27:CSニコロデオン

　先週土曜日、3月25日放送分。第4シーズン開始！第3シーズン放送が秋だったから、なかなか順調な放送っぷり。いやあ、良いことです。
　さて、最初の話は"Purple Haze"。ジミヘンですね。あとフーゴの凶悪スタンドとか、HISの「パープルヘイズ音頭」なんてのもあったなあ。もともと「チョーク・ゾーン」のタイトルカードは、紫を多用してて綺麗なんだけれど、今回は題材が題材だから特にぴったりな感じ。今回の話では、コミック・イベント「コミコピア」に参加したルディとペニー。近道しようとチョーク・ゾーンを通ったところ、なんでも溶かす紫の雲が発生、チョーク世界が滅亡の危機に……という話。この手のオタク話に欠かせない、イタい人たちがやっぱり登場。期待に違わず笑わせてくれます。いい大人がコスプレして、子供に向かって「わしの鉄拳を受けてみよ！」「スパゲティの術！」……。あと、紫の雲を消すために、ペニーとスナップが現実世界で雲の創造主の漫画家を探すと言う展開が面白い。
　二番目の話は"No Place Like Home"。ゴキブリ星人がチョークゾーンのすべてを縮小して持ち去ってしまう、という話。オープニングにあった「スタトレ風の衣装を着たペニーが宇宙船の中で怯える場面」がやっと登場。これ、いったいどこに使われてるのか、ずっと疑問だったんだよなあ。ジオラマ模型めいたミニサイズのチョーク・ゾーンが楽しい（ちゃんとチョーク鉱山も揃ってる）。
　と、いう訳で今回の話はどちらもチョーク・ゾーンの災害を描いた話だったんだけれども、ショート・ショートもそれに合わせてか、"Disaster Park"という話。災害テーマパークで遊ぶスナップとブロッキーのお話。生きているヒゲが、まさかの再登場だ。
　ミュージック・クリップは"I Need A Song"。往年のロックンロール・スター風のルディ。ペニーも色んなコスチュームで登場して、ちょっと嬉しい一曲。