アトミック・ベティ#11「とんだハロウィンパーティ/ゆうれい船のこわいお話」:CSカートゥーン・ネットワーク

zeroset2006-03-20

 3月12日放送分。今回は両パートともハロウィン・エピソードっぽい。
 Aパートはハロウィンの夜、地球にやってきたカメレオンを捕まえるお話。おお、ハロウィンならアトミック・ベティに変身してても怪しまれない訳ね。変身したままでノアやペネロピーと一緒にいる姿は、なかなか新鮮な眺め。それにしてもノアの「ぼく、腰抜けじゃないよ」は情けなさ過ぎて泣ける。
 凶悪な逃亡者が、常識はずれのキャラクターからヒドイ目に合って、最後は逆に捕まることを願うようになる……ってのは定番ギャグの一つか。でも今回の話はそれほど酷い目にあってるようにも思えないんだけど。もうちょっと滅茶苦茶やって欲しいね。こういうところ、やっぱり物足りないんだよなあ。
 Bパートは宇宙の幽霊船長を退治するお話。キャンプファイアーで怪談話、というのもトゥーンの定番パターンですな。スカウト姿のベティが可愛い! 今回の見所は、幽霊船長との剣劇シーンか。相変わらず颯爽としてて格好良い。
 ウエディングドレスを着て、幽霊船長の婚約者・アベディフィアに化けたスパーキー。婚約者を乞い求める船長の姿を見ているうちに、最後は同情するようになる。こういう役を、ベティじゃなくてスパーキーにやらせるのがトゥーンらしいところ。基本的にベティ自身は結構ドライなんだよな。で、結局船長はX-5の作った機械に吸い込まれてしまう。「大丈夫です。アベディフィアのホロプラズマを作ったのです。船長が寂しくないように」ははは、イージーだのお。「幽霊は信じないんじゃなかったかよ」「信じません。でも愛は信じます」イージーだけど、こういうのは嫌いじゃない。最後のホタルで、なかなか綺麗にまとまりましたな。