ブンブン・マギー#6「パジャマパーティーで大騒ぎ/スペリング・ビーズがやって来た」:CSディズニー・チャンネル

zeroset2006-02-15

 日曜放送分。Aパート、両親のいない間に、こっそりレイナとパジャマ・パーティをしようとするマギー。ところがレイナが連れて来た蛾が大騒ぎを始める、という話。夜になると恐いくらいに元気になり、集団で光に群がる蛾達が面白い。
 マギーがピューパートを説得しようとして「先の事を考えてごらん」と言う時、空中に四角い形を描くジェスチャー(「頭が固い」の意だったかな)をしていた。映画『パルプ・フィクション』でもユマ・サーマンがこれをやっていて、何故か空中に点線が浮かび上がるのも、まんま同じ。
 Bパート、スペリング大会のためスティッキーフィートにやってきた、蜂の人気グループ「スペリング・ビーズ」。その仲間に加えてもらおうと、蜂に変装して近づくマギーのお話。スペリング大会と言えば、映画『チャーリー・ブラウンという名の男の子』が思い浮かぶ。傑作なので、見る機会があれば是非見てみて下さい。『チャーリー…』では日本語音声でもちゃんと英語の綴りを喋っていたけど、こちらは「ローマ字綴り大会」ということにされていた。わざわざ変更しなくても良いような気はするんだけど、最後の「ウソつき」のシーンを子供にも分かるようにするためには、仕方ないか。
 スペリング・ビーズって、やっぱりビートルズなんだろうな。虫なのに目が小さく「人間顔」なので、他のキャラからちょっと浮いてる。しかし実在のグループがモデルなのに、性格の悪い役だな……。仲間に入れて有頂天のマギーと、本気で怒るレイナの対比が楽しい。
 ちなみに今回、Aパートに出ていたピザの配達員が、Bパートの話ではレストランのウエイターとして登場していた。「こんなことならピザショップを辞めるんじゃなかったよ……」こういう小ネタは好きだなあ。この男、もしかして他の話にも出てくるのかな。