アトミック・ベティ#2「ネコの手もかりちゃった/庭の手入れはお手のもん」:CSカートゥーン・ネットワーク
土曜日放送分。話もギャグも相変わらず物足りないんだけれども、もうその方面には期待しないからいーや。デザインも音楽もお話も、「品良くまとめられている」ということで納得しとこう。
Aパート、サブタイトルが可愛いなあ……。オープニングの、ロボットを蹴散らすアクションシーンが見られて満足。マキシマスに捕まっても余裕綽々な態度なのが、いかにもヒーローっぽくて良い。
マキシマスの秘密基地、よく見るとカタカナがあちこちに書かれているのが分かる。マキシマス自身も東洋人っぽい雰囲気だし、やはり元ネタはミン皇帝(古典コミック、フラッシュ・ゴードンの敵役)なんだろうな。しかし黄禍論を象徴するような敵役をモデルとしてるキャラが、よりによって猿なのは、東洋人としてちょっと気になるなあ……なんて思ってたんだけど、ネコを抱いたマキシマスが「なんとなく親近感がある」なんて言うシーンが。よく見たらマークも猫っぽいし、マキシマスって猿じゃなくて猫のキャラだったのか。
Bパート、またもやマキシマスの秘密基地に潜入する話。ベティが爪先立ちでこっそり歩く、トゥーンでおなじみのシーンがあって、むちゃくちゃ可愛い!ここまで来ると、話の他愛無さ自体が、可愛らしさを生み出すための演出なんじゃないかとさえ思えてくる。
ところで、ベティの掛け声「ァィーヤッ!」って、なんかいいですね。オフィシャル・サイトでもついついカーソルを合わせて聞いてしまう。今回は、庭でネコを追いかけるシーンで、何回も発していたのが嬉しい。