ジェニーはティーン☆ロボット#21:CSニコロデオン

zeroset2005-11-16

 10月9日放送分……録画したきり、ずっと見るの忘れてた。チョーク・ゾーン新作とかフォスターズ・ホームとか、いろいろあったからねえ。とりあえず、新作最後の話。
最強ロボット・アルマゲドロイドの巻
 昔ウェイクマン博士が作った巨大ロボが復活、暴れだす話。燃える話! 単身巨大ロボに立ち向かうも、腕を千切られ、地面に投げられ、踏みにじられ、ボコボコにされつつも、腹中の爆弾で起死回生を狙うジェニー。普段も結構バラバラボロボロにされる事は多いけれども、今回は眼にヒビまで入ってるのが特別痛々しい。しかし情緒だけの特攻の悲惨さヤケクソさは無く、計算づくで勝利を見越した行動なのが、むしろ格好いいと思うのです。
 あと、ウェイクマン博士の過去が少し出てきたのも興味深い。ほほう、宇宙戦争ですか。世界観が広がりますねえ。過去の説明に雑誌の表紙を使っていたのも面白かった。昔のSF雑誌そっくりだけど、この世界ではドキュメンタリーなんだろう。最後のとぼけたオチも妙と言えば妙だけど、個人的には好きだ。
キルゴア参上!の巻
 ゼンマイ仕掛けのロボット、キルゴアがクラスターの仲間になろうとして、ジェニーに挑みつづける話。この手の、小さなのが大きいのに何時までも何時までも何時までもしつこく付きまとうギャグって、面白さと不愉快さのバランスが難しい。テックス・アベリーの、ネズミがライオンを発狂に追い込む話なんかは、恐怖さえ感じるくらいにウザいけど、ギャグとしても面白い。で、この話はと言うと……う〜ん、中途半端かな……。