『暗闇のスキャナー』が……

 このサイトを見ると、11月にP・K・ディックの『スキャナー・ダークリー』という作品が浅倉久志御大の訳で早川から出るらしい。ん?これ『暗闇のスキャナー』?創元から山形浩生訳で出てたはずなんだがなあ。当然その前には別の訳者でサンリオから出てたわけで、3度も別々の人に訳されるとは、珍しい。映画化されるからか?それにしても東京創元社だって再版をかけるだろうし、そんなに売れるような本にも思えないが……。
 などと思っていたら、山形浩生のサイトにとんでもない噂*1。これが本当なら創元から出てたディックのマイナー作品で、早川が出しそうに無いものは復刊の望み薄、ということか……

*1:ところでこのページにあるpdfデータって……もしかして全文アップしてある?