チョーク・ゾーン#16:CSニコロデオン

zeroset2005-09-24

 新シリーズ三作目。今回もかなり楽しい話だったです。特にペニー好きの人は必見。
 最初の話は"Taffy"。タフィ氷河の脅威から街を守ろうとするルディ一行、チョークで壁を作って一安心と思いきや……というお話。今回はペニーの母親が初登場。獣医さんだったんですねえ。手を洗うように言われて、先を争うようにルディと駈けていき、息を切らせながら蛇口を捻るペニー。母親の前という事もあってか、優等生の彼女には珍しく、とっても子供らしい振る舞い。このシーン、無茶苦茶可愛いです。他にも触手怪物に絡め取られてベタベタの粘液まみれになるシーン (*´Д`) とか、機転を利かせてルディを救うシーン、ルディの無事を知って思わず抱きつく(キスしてるようにも見えるが……)シーン、ルディと一緒に馬の出産の手伝いをするシーン(直接の描写は無いが)とか、とにかくファンには嬉しい場面続出な話。
 ところで「タフィ」、日本ではあまり知られていないのに、向こうのアニメには結構出てくる印象がある。大体ベタベタネバネバした菓子の代名詞的存在として使われるみたいだ。個人的には「赤毛のアン」でアンがダイアナの母親と和解した後、一緒に作っていたシーンが印象深い。見た目ソフトキャンデーで、いかにも歯にくっつきそうな感じだったな。
 二番目の話"Follow the Bouncig Bag"は、7話に登場した悪役ビニーが再登場、ルディの荷物を盗んでチョーク・ゾーンの秘密を知ろうとするが……というお話。小さな黒板を使って、現実世界とチョーク・ゾーン双方をリンクしたアクションが、なかなか工夫を凝らしていて楽しい。こういうアイデアは、すごく好き。冒頭の、スナップがペニーをからかうシーンも、ルディ含めた3人の関係に魅力を感じてる俺のような者からすると、結構興味深く見られるシーン。
 "Nighty Note"は恒例の、スナップ主演のショート・ショート。音符が動き出す話というと、ルーニー・テューンズの一エピソード(題名失念)を思い出す。この話も、あれくらいギャグに工夫があればなあ。ミュージック・クリップ"Dream a Lotta"は珍しくスローでリラックスした雰囲気の音楽。こういうのも、いいね。