KNDハチャメチャ大作戦「ジャイアントモンキーを追い払え!/究極のキャンディーを取り返せ!」:CSカートゥーン・ネットワーク

zeroset2005-02-22

 「ジャイアントモンキーを追い払え!」レインボーモンキー仲良しフェアに連れてこられたナンバー4。一人帰ろうとして、ナンバー3に「ただし、フレンドリー・フレンド・レインボーモンキー・グッバイ・ハグをしてくれたらね!」……照れるナンバー4が微笑ましい。その後、見え見えの落とし穴に落ちるアホっぷりも笑える。
 穴に落ちたナンバー4は、ジャイアントモンキーの前に引き出される(この時の女の子たちの歌がマヌケで楽しい)。要するにキング・コングなわけで、救い出されたナンバー4を追って来たモンキーが、ツリーハウスをよじ登るおなじみのシーンもあります。ナンバー4はレスラーロボットに乗り込み、レインボーモンキーを追い払う、唯一の方法を試す事に……。このレスラーロボットの変形(?)、膨らんで手足が生えてくるという、日本のアニメでは思いつかないような妙なパターンで、面白い。ランニング・ベルトの上に乗ってスレイブ/マスター方式で操縦するっていうのも、燃えるけど微妙にバカっぽくて、いかにもナンバー4に合ってるなぁ。
 何故かAパートに登場しなかったナンバー5。その分「究極のキャンディーを取り返せ!」では一人エジプトで大活躍だ。今回は「第4のフレーバーを探せ!」の姉妹編とでも言うべきエピソードで、またまたインディ・ジョーンズっぽい雰囲気。敵役のハインリッヒも、件の映画の敵役に似てますな。アビゲイルからブルアップルベリー・シュープリームという<究極のキャンディ>を奪ったハインリッヒは呪われた墓へ向かい、宝を得ようとするが……。「極上のキャンディは欲深い奴に盗まれると酸っぱくなるんだよ!」相変わらずナンバー5は格好ええのお。そして彼女が、ここまでしてキャンディを取り返した目的とは?……おお、ここでナンバー1が出てきますか。う〜ん、二人の特別な絆を感じさせてくれて、いいオチだなぁ(もっとも、ナイジェルはデリカシーの無いことを言って怒らせてたけど)。ちなみに、劇中でナンバー5は私欲が無いことを何回も強調してた訳で、やっぱり二人は男女の枠を超えた朋友なんだと思ってます。だって個人的にその方が好みなんだもん。