「レイチェル・マックスの世界」他:CSシネフィル・イマジカ

 「世界の短編100本」特集から、ちびちびと。
「レイチェル・マックスの世界:想い出の猫ちゃん 編」(2002 アメリカ)
「レイチェル・マックスの世界:ストリップ 編」(2001 アメリカ)
「レイチェル・マックスの世界:ロッキー4 編」(1999 アメリカ)
 レイチェル氏本人がうだうだと喋るのをヘタウマ風の絵でアニメーションにしている作品。割と面白いのは「想い出の猫ちゃん編」で、老猫が死んだことを歌にしてみせたりしている。「美容院で暴れたので鎮静剤を打たれて死んじゃった、火葬されて箱に入って帰って来たわ」とか、「電子レンジに入れていじめたの」とか、しれっと歌ってるのが楽しい。カートゥーン好きとしては、なんとなく「ホーム・ムーヴィーズ」の「猫は行方不明」を思い出した。逆に「ロッキー4編」は、それこそチラシの裏(略)という感じ。
「タンデム」(2003 フランス)
 CG作品。戦争が行われているらしい状況で、爆撃を逃れたカエルとアナグマは地下で宇宙船を発見する。二人は戦争の続く地球を離れ、別の星に逃げるが、そこでも戦争が行われていて……というお話。う〜ん、ストレートすぎて、ちょっと。