あらいぐまラスカル第23話「カールの災難」:CSキッズステーション

カールの友達の熊がホテルで悪戯をする話。ホテルと熊、といえば「ホテル・ニューハンプシャー」を思い出すなぁ。ナスターシャ・キンスキーの「熊」が良かった。
それはともかく、昔から好きになれないエピソードだ。カールの叔父さんの言うことのほうが、理にかなってると思うんだが、最後にカールやスターリングに説得されてしまうのが納得いかない。理想は理想として示しつつも、そうはいかない現実もちゃんと示してくれるのが名劇の醍醐味じゃ無いの?カールを案じて動物たち(犬や熊はともかく、リスやウサギまで)が集まってくるのを見て、思い切り萎えた。こんな安っぽい感動話はいらん。
特にスターリング、ついこの間ラスカルがトウモロコシを食い荒らす事件で、動物相手では、愛情だけではどうにもならないことがあるって事を思い知ったばかりだろうに。