アトミック・ベティ#19「得意のスケートで勝負しましょ/ゲームのルールは甘くない」:CSカートゥーン・ネットワーク

zeroset2006-11-27

 1コインDVDの記事をきっかけに、久しぶりにアトミック・ベティを見ています。せっかくなので、以前、感想の抜けていた分を追加。
 Aパート。氷の女王アイシークリアは、もう一つの宇宙を封じた球、ネクサスグローブを手に入れようとしていた。グローブが開放されると、我々の宇宙は破壊されてしまう! 果たしてベティは、新世界の神になろうとするアイシークリアの野望を食い止められるか!?……というお話。
 あらすじだけ聞くとかなり緊迫した話に思えるが、実際には緊張感のかけらも無いところが、この番組らしい。今回も「もう一つの宇宙」なんて物騒なものを、ホッケーよろしくパスしてみたりして。もっとも、爆弾を粗末に扱って行ったり来たり、というのは古くからの定番ギャグなので、もうちょっと色々と工夫が欲しかったかなあ。
 ま、今回もベティのスノーウェア(25話に登場してたのと同じもの)とか、可愛かったのでいいか。彼女のホッケー姿に(中身を知らずに)ペネロピーが惚れるシーンもいいね! 個人的にはタム・カヌーシュの登場も嬉しい。
 Bパート。小悪魔ベビーの作ったゲームは、プレイヤーをゲーム世界に取り込んでしまうものだった。クリアしないと脱出できない、恐怖のゲームに挑むベティたちだったが……という話。
 ところどころ出てくる、日本のゲーム風(?)にディフォルメされたベティたちが面白い。突然出てきたので、最初はなんなんだコレと思ったけれども……。
 ところで、この手の「ゲームの世界に取り込まれる」という話も、今やカートゥーンの定番エピソードですな。デクスターやカウチキから、アトミック・ベティ、フェアリー・ペアレンツまで。
 とは言え、どっちかと言うと今回は、地球パートでボウリングをするベティの両親たちの方が印象に残った。幼稚な妨害をし合ってみたり、なんか微笑ましい。