早川その他11月の気になる新刊

http://www.hayakawa-online.co.jp/product/issue_schedules/book/list.html

The Dreamthief's Daughter
 いよいよ本邦初訳分ですね。

The Dragon Masters
 ハヤカワ名作セレクションはジャック・ヴァンス。ファンタジィっぽい雰囲気だけど、れっきとしたSFですぞ。
 エキゾチックな異世界描写が素晴らしい佳作。今ならS-RPGの題材になりそうな話ではある。
 個人的には、読んだことの無い『大いなる惑星』の方を復刊して欲しかったかも。

  • 『ネオ・アズマニア1 メチル・メタフィジーク』吾妻ひでお 刊行日: 2006/11/10

 作者が一番脂の乗り切っていた時期のSFギャグ。表題作は80年代に出た「Hideo Collection」(双葉社)で持ってるし、買うかどうかはその他の掲載作次第かな。

 間を置かずに三巻刊行するようだ。これは図書館待ち。『マルドゥック・スクランブル』の方は現在読んでる途中です。
http://www.tsogen.co.jp/np/kinkan.do
 東京創元社の方は、残念ながら気になる本は無し。最近は国産ミステリに力を入れているようで。
 あと、河出書房新社から、科学ノンフィクションで
超人類へ! :ラメズ・ナム,西尾 香苗|河出書房新社

  • 『超人類へ!バイオとサイボーグ技術がひらく衝撃の近未来社会』ラムズ・ナム

“脳―IT―遺伝子”技術が、超人類を生む。脳から脳へテレパシーのように伝える技術(米国防総省による実験が進展)など、驚異の近未来を告知。NHK番組「立花隆が探るサイボーグの衝撃」で、大反響の先端技術の全貌がいま明らかに!

 ちょっと面白そうかも。