「キング・コング」と「海の上のピアニスト」
近所の店ががレンタル100円セールをやってたので、久しぶりに映画を観てみました。
キング・コング
ピーター・ジャクソンによるリメイク版。監督の思い入れは分かるけれども、長すぎ、くど過ぎでダレるなあ。意味無くスローモーションするところとか、かなりイライラした。ここまでオリジナルに忠実に作るんなら、尺も33年度版と同じくらいにすれば良いのに。
オリジナル同様、すっごく野蛮チック*1なコングとか、映画の神に魂を売ったがごとき自己中心的な映画監督は大好き。でも、ヒロインはちょっとなあ。旧作同様コングなんぞに惚れたりせず、キャーキャー言ってるだけで良かったのに。でも監督としては、ここは絶対コングとヒロインにロマンスさせてあげたかったんでしょうね。
巨大生物に襲われるところとか、コングのアクションなんかはノリノリで楽しい。特に恐竜大暴走のシーン、ニューヨークでコングが暴れまくるシーン(人間が吹っ飛ばされまくってるのが最高)は、ぜひ映画館で見たかったな。
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海の上のピアニスト
生涯を船の上で過ごし、一度も陸に上がったことのないピアニスト、という設定が素敵。でも、リアルと非リアルの配分が、自分の好みからずれてて、辛かった。決して嫌いなタイプの映画ではないんだけれど……。なんにせよ、いささか感傷的過ぎるんじゃないでしょうかね。
映像特典で、主演のティム・ロスがいやに冷めたコメントを残していたけど、出演者から見ても、どうかと思ったということなんだろうなあ。
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