アトミック・ベティ#13「バレンタイン・ボーイを探せ/スパーキーのママが大変」:CSカートゥーン・ネットワーク

 3月19日放送分。Aパートはアトミック・ロジャーが第一話以来久々に登場。双子の兄弟ドジャーが悪事を働いて、その場にベティへの愛のメッセージを残していくのでベティ大弱り、という話。ドジャー、ロジャーとそっくりなのにヒゲが濃いというのは、いかにもな悪党アイコンで笑える。結構好きだな、この二人。
 さて、ノアにディランにロジャーと、何気にモテモテなベティさん。最後に選んだのは「大親友」のノアだった、というオチ。……いいなあ、大親友。大親友イイじゃないですか!まあ、基本的にラブコメなんてものに好意の持てない自分としては、むしろ異性の大親友に憧れますよ、ホント。それにしても、ディランから特別のプレゼントよ!と浮かれるペネロピーに向かって、素で「ヘビとか?」と聞くノア(゚Д゚;)……微塵も悪意が無さそうな所が、またすごい。#10の感想でも書いたけど、向こうのアニメでここまでふにゃふにゃとした子が主人公の相手役と言うのも、本当に珍しいなあ。もしかしてカナダ人とアメリカ人の国民性の違いに由来しているのかもしれない。
 Bパート、マキシマスとスパーキーのママがデートをする話。Aパートに続いて、バレンタイン・エピソードか? 二人が知り合ったのはマッチング・サイトなのだが、日本の出会い系サイトの様なマイナスイメージは、カナダでは無いのだろうか。そう言えば「無口なウサギ」でもウサギが利用していたなあ。
 今回のノアは、遅刻続きのベティにちょっとご機嫌斜め。でも、結局お菓子一つ(しかもスパーキーママの食べ残し)で懐柔されてますな……。