ホーム・ムービーズ#27「ブランドン怒りの脱出」:CSカートゥーン・ネットワーク

zeroset2005-08-26

 先々週の土曜日(再)放送分の感想です。
 女の子らしくないメリッサを心配したエリックは、彼女を「フェアリー・プリンセス」なるクラブに入れる。が、そこは女の子たちに商品を売るノルマを課していた。一方、ブランドンはフェントンの家に泊まる羽目に……
 と、いう訳でシーズン3の開始ですね。珍しくメリッサにスポットの当たった話で嬉しい。いつもブランドンやジェイソンと一緒にいるメリッサ。やはり同性の友達はいなかったのね。まあ、自分も8歳のころは女の子しか友達いなかったけど。
 そんなメリッサが入れられる「フェアリー・プリンセス」。向こうは割としょっちゅう子供に団体生活をさせてる印象があるな。夏休みのキャンプとか。子供の頃読んだ本に「アメリカでは夏休みの宿題がありません。その代わり子供は数週間程度キャンプに行かされます。ソ連でも、夏休みになると子供は親元を離れ、2ヶ月間キャンプで楽しく暮らします」なんてことが書いてあって、集団行動や集団生活が死ぬほど苦手な自分は、心底震え上がったものだった。あの時は日本に生まれた事を感謝したですよ。
 もっとも「フェアリー・プリンセス」はそんな真面目な団体じゃなく、子供にセールスをさせる悪徳団体。メリッサの脱出シークエンスは音楽以外無音の、映画っぽい演出でカッコイイ!コーチも最後に車でブランドンとメリッサを救出、格好良いですね。まあ、その前は例によってメリッサを言葉弄りしてたけど。「助けて欲しいの!」「ほらな、いつだって俺は正しいんだ」売り子をやらされてるメリッサを、助けようともせずにネチネチと詰る場面は、本編随一の萌えシーンかも。