ジェニーはティーン☆ロボット#12:CSニコロデオン

ボーイフレンドはクールが一番?の巻
 ドン・プリマとシルバーシェル、恋の鞘当ての巻。冒頭でシルバーシェルにクールな男の子を紹介してもらえる、と聞いた時のジェニーのはしゃぎっぷりがなんとも。優しいとか知的だとか、そういうのが一切アピールにならないというのが、悲しくも現実的だ……。まぁ、この年頃は男女ともそんなもんでしょう。この時、わざわざメカの吹きだしを出して心の中を写してるのが笑える。
 それにしても、シルバーシェル(シェルドン)の目の前で、ドン・プリマが彼のことを「負け犬」「病気が移る」とののしり、ジェニーが気まずそうに退席するシーンは切ないなぁ。で、結局やっぱり男の子は優しい方がいい、と考え直したジェニー。でもそんな彼女の眼中に、まだシェルドンは入っていない……う〜ん、頑張れシェルドン!
ジェニー、ロボット大会へ行くの巻
 ロボット大会に行ったジェニーが、クラスターの陰謀と戦う話。「恥ずかしいからみんなの前でXJ9と呼ばないでッ!」冒頭の車内での会話は、いかにも思春期の子らしくて微笑ましい。それにしても今回のエピソード、ウェイクマン博士がジェニーのことをちゃんと娘として見ていることが、はっきり分かって嬉しい。そろそろ博士の背景も知りたいなぁ。夫はどうしたのか、とか、ジェニーを少女型のロボットとして作った動機とか。
 さて、今回はベクサス女王が再登場だっ(嬉しい)。ベクサスに操られたロボットたちとジェニーの戦いはテンポ良くて、今回も楽しい(特に最初の方、コンセント抜いたりスイッチ切ったりするのが)。戦闘シーンがこんなに楽しいアニメも珍しい気がする。