ジェニーはティーン☆ロボット#11：CSニコロデオン

　KND新作放映も一段落したので、まだ観て無かった分を。
夢見るロボットになりた〜いの巻
　夢を見る機能をつけてもらったジェニー、白昼夢を見て大暴れ、という話。夢を見て「あたしも経験者だからさぁ！」とはしゃぐジェニーが微笑ましい。こういう調子の良さはのび太を思い起こさせるものがある。夢もバラエティに富んでて楽しいなぁ。切り絵風のギリシャ神話の夢に、30年代フライシャー（または初期ディズニー？）風のシュールな夢。これらは分かるけど、ヤギ少年の夢の絵柄は何なんだろう。結構印象に残る絵だし、どこかで見たことあるような気はするんだけど……。ジェニーが暴れるシーンは結構迫力ある。こういうスラップスティックは結構好きだ。
　途中、ウェイクマン博士が「電気羊」について言及する場面が。ディックの小説は人間そっくりだけど共感能力の無いアンドロイドを題材としていた。ジェニーはまるっきり反対ですね。
ジェニー、大ピンチの巻
　感覚神経をつけてもらったジェニー、笑ったり痛がったりして大ピンチ、という話。うわこの話のジェニー、すごく可愛らしい……。くすぐり感に笑い転げる姿も良いし、ちょっとした刺激に悲鳴を上げて痛がりまくる姿も、なんだかムズムズするなぁ……。相変わらず声優さんがいい仕事をしてます（ヒムクレスへの「あっそう、覚悟ッー！」がまたイイ）。最後、脇の下を自分でつついて笑う場面は、本当にこちらまで楽しくなってくるような……。久しぶりに見たせいもあるんだろうけど、今回の話には二つともなんだかすごく癒されたような気がする。