ジェニーはティーン☆ロボット#7:CSニコロデオン

zeroset2005-01-14

 今回で先行放送分は終わり。ゆっくり観てきたつもりだけど、これで新しいエピソードまで、しばらくお預けか・・・・・・。
「ロボットなんて大嫌いだ!の巻」
 以前出た女の子スーツが人格を持って再登場、ジェニーを支配しそうになる話。スパイダーマンのエイリアンコスチュームとかスポーンみたい。今回のもう一方の敵はスペース・バイカーズ、なのに訳は暴走族ロボット?どう見てもロボットには見えないが・・・・・・。
 今回はロボット嫌いのメズナー氏がキー・パーソン。パワーパフガールズにおいても、時にガールズ達は"Bug Eye"とかそしられることはあったけど、今回ほどはっきりした「差別」を受けた事は無かった訳で、割とハチャメチャな乗りのシリーズにあって、少し深刻なエピソードだ。ジェニーが皮を被って「模範的な女の子」になるというのも興味深い。社会に適応するためのペルソナに、いつしか過剰支配されている図、という事なのかな。
 ところで舞台になるメズナーズのデザインが素晴らしい!黒猫モチーフの建物にこの名前、ってことはやはりOtto Messmer(フィリックスのクリエイター)を意識してるのかな。もっともMeznersだから微妙に綴りは違うけど。メスマーとメズナー、う〜ん、苦しいかな?
「呼ばれてばっかりの巻」
 自分もこの題、何回聞いても「呼ばれてボッカリ」にしか聞こえないですが、まあ、意味を汲み取って。
 つまらない用事で呼びつけるタックに切れたジェニー、タックの悲鳴を聞いても助けない事に決めたが・・・・・・というお話。タックがジェニーを諭すシーンがイイなあ。ウザいけど可愛い。そして怒ったジェニーも可愛い。日本語版の声優さんの、怒ったときの声が好きだな、俺。
 しかし今回の話、教訓になってるのかなってないのか良く分からないオチだ(笑)。