チョーク・ゾーン#5：CSニコロデオン

　先週土曜日分をビデオで視聴。
　クジラの尻尾に跳ね飛ばされたスナップは、チョーク・ゾーンの入り口を抜けて現実世界にやって来てしまう。かくして、珍しくこちらの世界でのスナップの活躍が見られるのが"Snap out of Water"。ペニーがチョーク・ゾーンに取り残されたルディと連絡を取るのに、黒板に字を書いて用件と位置を教えるのが、面白い。反転文字を鏡を使って読むのも芸コマ。「学校でよ、バカ！」
　ショートショート"Two Left Feet"はラップリンセスの指揮のもと、スクエア・ダンスを踊るスナップたちの所へ、大きな足がやってきてドタドタ・・・・・・というお話。
　"Rudus Tabootus" はルディがチョーク・ゾーンの古代ローマに行き、ベン・ハーのように戦車競争で活躍する話。"Snap out of Water"で、フランスと書いてある地図に何故かイタリアが描いてあったが、この話と何か関係あるのだろうか(笑）。あくまで正々堂々戦車競争しようとするルディの少年らしい矜持は、好感が持てる。この話に限らず、ルディはピンチの時でも割と平静な態度を崩さないけど、きっと八歳のときからずっとチョーク・ゾーンで冒険してるからだろうな・・・・・・などと色々想像をめぐらす様になってきたのは、この作品にハマって来た証拠なんだろう。
　ミュージック・クリップは"All Day Jam"で、今回はガレージ・パンク（？）。文字通り現実世界のガレージで演奏してるだけなので、あまり面白くない映像。髪を振り乱してシャウトするペニーは見ものだが。