パワーパフガールズ「実録！パワーパフ・ガールズ/スーパーパワーは禁止」：CSカートゥーン・ネットワーク

　「実録!パワーパフ・ガールズ」はドキュメンタリー風に自然光、手持ちビデオを再現した画面作りにびっくり。わざわざ縞模様やハレーションを入れたりしてて、すごく凝ってる（白い洋服なんかは、光の反射でギラギラしてるし）。デジタル処理も単なる手抜きじゃなく、こういう使われ方をされると楽しいなぁ。最後、ガールズに助けられて喜ぶレポーター（Brian Larsen）が羨ましい。
　PTAみたいな団体にスーパーパワーを禁じられたガールズ達。その間に悪人たちが大暴れ、というお話が「スーパーパワーは禁止」。なんだか今まであった複数のエピソードを足して割ったようなストーリーで、新鮮味は薄い。それなりに面白かったけどね。（ファンはどんどん貪欲になるものなのです）
　どうでもイイが、新敵キャラのドューク・オブ・ドゥームのデザインに違和感が・・・・・・。「いとしのタネ」の原始人もそうだったけど、なんだか別のアニメのデザインっぽいなぁ。パワフルで、嫌いでは無いんだけど。こいつらに脅されて骨だけ逃げ出す、というギャグ、パワパフっぽくは無いんだけど、古典的で妙に印象に残る。