バッグス・バニー・ショー「これも人生？」：CSカートゥーン・ネットワーク

　自分がダフィ・ダックのファンになったきっかけの作品がこれ。まぁ、ファンと言っても、CNでやってるのを見たり、グッズをいくつか集めてる程度の、薄いファンだが・・・。97・8年頃、実家でCS放送を見てて、偶然つけたCNでちょうどこの作品を放映してた。実を言うと、おかだえみこ氏の著作を読んでて、ワーナー作品にあまり良い感情は持っていなかったのだが、この一作でルーニー・テューンズが好きになったのだった。
　で、初めてダフィを見ることとなったこの作品。冒頭、エルマーの「すごく人気のある方です」てなゲスト紹介に、すっかり自分のことだと思い込んで「ウホホウホホ」と喜んでる姿がまた、可愛いんだな。で、グラニー相手に「よりによってウッサギだぜ！誰がウッサギなんか見たいかっての！」とまくし立て、彼女が何かを探してると見るや、お節介にも「ひょっとしてこいつを探してんのかい？姐さん」と傘を差し出すダフィ。もう、このシーンですっかりダフィに惚れたね。でも、ダフィが一番輝くのは、やはりバッグスに嫉妬している時。この話ではバッグスの話に毒づいてる程度で大人しいものなんだが、それでも最後はひどい目に会っちゃう。「お前って・・・お前って・・・サイッテ−」。平然とニンジンを齧ってるバッグスの冷血ぶりもイイ！
　結局、この後デクスターのレギュラー放送開始を待って（これまたパイロット版を実家で見てファンになってた）自分もCSに加入したのだった。