赤毛のアン 第22章「香料違い」:CSアニマックス

  • 牧師夫妻を迎えることになって、マリラとアンが用意したスウィーツ。マリラの料理は大抵美味しそうなんだが、今回は量も種類も大量にあって羨ましい。イギリスの文化圏って、ディナー以上にお茶とお菓子に力を入れるんだな・・・。
  • 「ドライアドの泉」で、例によってダイアナに空想の話をするアン。しかしダイアナ「でもドライアドなんていないんでしょう?」。今回、ある意味本題の事件以上に印象に残るエピソード。原作でダイアナは「お化けの森」事件をきっかけに、空想に浸るのを止めた、という事になっている。しかしアニメ版では「お化けの森」事件そのものをばっさり切ってしまっているため、純粋にダイアナの成長の過程として、現実的な性格になったと見て取れるようになっている。エピソードが一つ削られたのは痛いが、これはこれで納得のいく変更だと思う。
  • 「妖精を信じるのを止めないで!」というアンに、ダイアナは信じると約束する。しかしおそらく、ダイアナが本気で妖精を信じる事は無いだろう・・・。こうやって少しずつ、子供の時間は過ぎ去っていくものなのだ。
  • 牧師夫妻が家に来ると知って、口実を設けて逃げ出そうとするマシュウ。アンの説得に何とか出席しようとするが、いざ出ようとすると、ベッドにへたり込んでしまう。マシュウの対人恐怖が尋常のレベルで無いことが見て取れる。なんか応援したくなるよ ・゜・(ノД`)
  • 「もしかしたら、あたしが奥さんを毒殺しようとしたかと思うかも知れないし・・・でも、痛み止めは毒にならないわ!」アラン夫人がいることも知らないで、泣きながら口走るアン。アラン夫人が「うまの合う人」で良かったな、アン。