ジェニーはティーン☆ロボット#34:CSニコロデオン

zeroset2007-09-17

女優になりた〜い!の巻

 演劇部に入ろうとオーディションを受けに行くジェニーだったが、ロボットにやらせる役は無い、とにべも無く断られてしまう。そこへエイリアンが円盤に乗ってやってきて……という話。
 脳みそ剥き出し半魚人のような姿だけど善良な宇宙人と、炎の精霊のような美しい外見なのに邪悪な宇宙人を対比して、人を見かけで差別しちゃいけないよ、と教訓的なストーリー。に、しても悪い宇宙人を見た時のジェニーたちの反応が、極端すぎて可笑しい。「戦えない!だって素敵すぎるの!」だって。
 しょうもないオチながらも(ジェニー、小林幸子かいな)、最後まで何だかほのぼのしていて、ロボット差別を扱ったお話としては、割とストレス無く見れたお話でした。

家族って最高!の巻

 ウェイクマン博士にウィステリアという名の妹がいる事を知ったジェニー。自分に叔母さんがいるなんて!と嬉しいジェニーは、早速彼女を呼び寄せる。ところが彼女はヒッピーで、科学者のウェイクマンさんとは何もかも正反対。20年ぶりの再会なのに喧嘩してばかりの二人を見たジェニーは、ウィステリアの息子となった沼地の怪物グレンと一緒に、ある計画を立てるのだった……という話。
 自分に従兄弟がいる事を知って、喜びまくるジェニーがいじらしい。気のおけない相手が実質3人しかおらず、姉妹たちもたまにしか出てこないし、ジェニーにとって「親族」というのは、きっと自分たちが考える以上にもっともっと大切なものなんだろう。グレンとハグして喜び合う場面が、凄く好きだ
 で、グレンも良い奴。自分も一目見て気に入っちゃったよ。もしシリーズが続いていれば、これからもジェニーの助けとなって欲しかったところなのに……。
 ところで、「沼地の怪物」ってのはなんなんだろうか。アメコミの「スワンプシング」と似ているが、直接のパロディなのか、それとも共通の元ネタとなるモンスター、妖精の類がいるのかな。