ジェニーはティーン☆ロボット#19:CSニコロデオン

　先週日曜日分の感想です。前回は17話だったんですが、スカポン太さんのエピソード・リストによると、1話飛んで19話が放送されたようです。
パジャマ・パーティの巻
　ブリットとティフにパジャマ・パーティに誘われて大はしゃぎのジェニー。しかし意地悪二人組は、ジェニーを使って悪戯し、それを彼女の仕業にしようと思っていたのだった……というお話。うわあ、なかなか非道い話。ちょうど読んだばかりの、小田嶋隆氏のブログのエントリを思い返したり。悪いこととは知りつつも、皆が喜ぶのを見て、ついついブリット達の言う事を聞いてしまうジェニーの姿が痛いです。とは言え最後、ウェイクマン博士の登場で救われた気分になるのは、上手いな、という感じ。この辺、良くも悪くもウェルメイドではあるんだけれども、必要以上に後味悪くなったり深刻になるのも「らしく」ないので、これはこれで良かったと思う。それにしても、車ひっくり返すくらいならまだしも、市庁舎に空から爆弾投げつけるって……それ悪戯の域越えてテロだよ！
力を合わせてジェニーを救えの巻
　クラスターに捕まり、巨大ロボの心臓部にされたジェニーを救うため、XJ1〜XJ8までの妹たちが力を合わせる、という話。妹ロボ、8話以来久しぶりの登場ですね。個性があって可愛い。仕切り屋の頭脳ロボが、ちょっとブロッサムを思わせて個人的好みだ。今回の見所は、あれほど緊迫感ある展開の後での、クールなラストですかね。しばしあっけに取られ、その後無茶苦茶笑った。ウェイクマン博士、デクスターみたい。