ジェニーはティーン☆ロボット#5:CSニコロデオン

 本放送も始まったが、引き続き「WOW!ウインター・ホリデー・スペシャル」での先行放映分を視聴。
「パーティー大好き!の巻」
 博士が出かけてる間に、ジェニーが皆を呼んでパーティーを開く話。ゴミだらけの部屋で寝起きしてたり、あこがれのドン・プリマを前にしての「アヘアヘアへ、イヒヒヒヒ、ブヘェ〜」とか、女の子だからって容赦しない描写がスゴイ(アヘアへアヘとかブヘェ〜については日本語版だけの演技のようだが)。そんなだらしないジェニーも、いざ自分がホスト役となると、色々神経質になって口うるさくなるのは、いかにもありそうな感じで良い描写。ところで、ブラッドはジェニーをドン・プリマといっしょにして「これで良し」とか言ってるんですな。ジェニーとはあくまでも友達どうしな訳で、こういう関係、かなり好きだ。「時間に忠実な侵略者」というギャグも面白い。
「アレ?通じな〜いの巻」
 頭を打って日本語を喋られなくなったジェニーの話。原語では英語を喋られなくなった話ということになる。翻訳の際に日本語→英語としたのはいいが、それならジェスチャー・ゲームのシーンの翻訳ももうちょっと工夫が欲しかった(アイ・キャン・ノット…って、それ英語じゃん!)。なんにせよ、ひたすらジェニーが英語(日本語)を喋って街の住民がとまどう、というだけの話なので、正直いまいち面白く無い。例えばパワパフの「もうお手あげ!」みたいに、住人がこちらの想像を越えるくらい馬鹿な言動をとってればまだしも、「外国語が分からなくて戸惑ってる」だけじゃねえ。その点、今回もタックの行動のバカっぷりはお見事。
 それはともかく、原語で聞くとジェニー役の声優さんのちょっとおぼつかない感じの声質も相まって、日本語がカワイイ!「いんぐりっしゅ、ハナセマセーン」。バブルスの「チッチャイ バイーバニーノ カワ・イイ ボウ・ケン モノ・ガタ・リィー!」と言い、HiHiパフィーAmiYumiの「アレッ、タイヘンダー」といい、向こうの女の子が一生懸命喋ってるカタコト日本語って、なんか萌えるね。