ジェニーはティーン☆ロボット#3:CSニコロデオン

 相変わらず、先行放送分をビデオで観てます。今日は3話目。
「あたしのボーイフレンド?の巻」
 何となくげっ歯類めいた容貌の「ギーク」な少年シェルドンが登場、ジェニーに一目ぼれする、という話。そう言えばちょうど昨日の『ヘイ・アーノルド!』でもギークねたを扱ってた。お金持ちの娘、ロンダがギーク連中を除け者にしてパーティを開く話。ロンダが眼鏡を掛けたことから、いやいやギークの仲間になってしまう話もあって、こちらもかなり好きな話だったりする。個性を尊重すると言われるアメリカだが、自分の立場は戦って勝ち取る、という考えなのだろうか。変わり者にとって、学校生活は日本以上に苛烈なのかも知れない。
 今回の敵のロンリー・ハーツ・クラブ、しょぼくれた顔して悪事を働くのが、なんか可笑しい。それはそうと、ぶっ飛ばされる時に画面に現れる擬音の文字が、デザイン的に処理されていてすごく印象的だった。この擬音といい、各エピソードのタイトルデザインといい、YMOが好きだった者としてはロシア構成主義なんてのを思い浮かべちゃったりする。ロシア構成主義ってのは、
http://allabout.co.jp/entertainment/technopop/closeup/CU20020220/index.htm
http://allabout.co.jp/entertainment/technopop/closeup/CU20020313/index.htm
http://allabout.co.jp/entertainment/technopop/closeup/CU20040615A/index.htm
↑こういうのね。上はロシア構成主義「風」ジャケ集だけど、本物の作家ではエル・リシツキー http://www.studiocleo.com/gallerie/lissitzky/lissitzkywel.html# とか格好良い。
 ……と、ここまで書いといてなんなんだが、スカポン太さんの日記 http://ppgcom.gooside.com/diary/diary.html#050102 を見ると、あれはアール・デコらしい。あらら、なにぶんこういう方面には疎いもんで……。どちらにしても良いセンスです。
「タック砦を取り返せ!の巻」
 雪の砦を作ったタック。そこへロボットが人間を支配するクラスター星の侵略者がやってきた・・・・・・という話。相変わらずタックはテンション高くて好きだ。
 クラスター星人に人質に取られたブラッドとタック。一体どうなるのかと思ったら・・・・・・背中に電源スイッチって!あまりにバカというか、あっけなくて笑える。