赤毛のアン 第19章「ダイアナの誕生日」:CSアニマックス

  • ダイアナとコンサートに行けると思って有頂天のアン。マリラに拒否されて、必死に懇願するのがいじらしいね。アン「でもグリーンゲイブルズの子がお客用の寝室に泊めてもらえるなんて、名誉なことだと思わない?」マリラ「思わないね」。マリラはちと厳しすぎる様な気もするが、子供の時はこんな理不尽な(様に見える)目に会う事もあるもんだ。今見ると、むしろマシュウの方が甘い様な気もしたり。
  • アン、昔だったら泣き叫んで抗議してたろうが、今では階段脇で涙をかみ殺してるだけ。このあたり、成長を感じさせる。しかし、「お客用の寝室」に拘る所は、いかにもアンらしいが。ドアの傍でマリラとマシュウの会話を聞いていて、見込みが無いと知るや、靴を脱いでそっと階段を上って行く描写が、なんとなく面白い。
  • マシュウのしつこい「アンは行かせてやらにゃならん」に根負けしたマリラは、アンがコンサートへ行く事を許可する。マリラに飛びついて喜ぶのが無茶苦茶可愛い(;´Д`)ハァハァ。特に手をぱんっと叩いてから飛びつくところが。マリラ、布巾で濡れるじゃないかなどと言ってるが、まんざらでもなさそう。
  • 日頃軽蔑していたフィリップス先生の朗読に聞き惚れるアン。彼女の感性の一端が伺える。もっともギルバートには相変わらず頑なだが…。アニメでの描写を見る限り、ギルの朗読はアンの心を変えるほどのものじゃ無かった模様。
  • 上に飛び乗って、ジョセフィン叔母さんを怒らせてしまうアンとダイアナ。アンにジョセフィン叔母さんの様子を報告するダイアナに、まったく悪びれた風が無いのが面白い。かえってアンの事を喋らなかった、と誇らしげな様子だったり。なんか本当に普通の「女の子」だよなぁ、ダイアナって。ま、そこがイイ所だけど。
  • 例によってジョセフィンおばさんの心を掴んでしまうアン。俺にも、ちょっとはこういう才能が欲しいよ…。