赤毛のアン 第13章「アン・学校へ行く」:CSアニマックス

  • アン、初登校の日。なにやかにやと心配をするマリラはすっかり「母親」だ。
  • 「すみれの谷」でアンとダイアナがくるくると回るシーン、カワイイ(n*‘∀‘*)ηアンの妄想なんだけどね…。
  • 樺の並木に差し掛かって、ダイアナは自分で名前を付ける!と宣言。で付けた名前が「樺の道」…そのまんまやん…ダイアナって…(´-ω-`)
  • ルビー・ギリスとフィリップス先生初登場。フィリップス先生、ジブリ系の悪役に多いタイプの顔で、カリオストロとカーチス(紅の豚)を足して2で割った様な感じ。いきなり無神経な事を言ってアンを怒らせてるが、段々アンの眉が釣り上がってくるのがコワい((;゜Д゜)。このまま、また癇癪か?…と思っていると、学校の級友達がすかさずフォロー、アンも気を取り直す。もう一人ぼっちじゃないんだな、アン。
  • 新しく出来た友達の前で詩の朗読をするアン。狩人の角笛はそこここに聞こえ「ぱっぱらぱー」「どーん」哀れヤマウズラは羽ばたきつつ命を落とす「がくっ」…アンの演技がオーバーで可笑しい。これで級友の気持ちをばっちり引き付けたアン、感極まってダイアナに抱きつくのがイイね。
  • 家に帰ったアン、学校の様子を、いつもながらのマシンガントークでマリラに報告する。ここでアンは牛乳瓶を洗いながら喋っているのだが、その仕草が細かく描写されていて、いつもながら感心する。こういう何気ない日常的な描写がしっかりしてると、キャラクターに強い生命感が生まれてくるんだよね。この手のシーンは、じっと観ていると、圧倒されてため息が出てくるな。
  • アン、結構ゴシップ好き。それにしてもフィリップス先生とプリシラの関係についてアンが話すシーンは、妙なナマナマしさがあって、ドキッとする(特にプリシラの石版にフィリップスが何やら書いて、彼女が赤面した、とか)。これ、現代の方がかえって大問題になる事だよなぁ…。
  • ダイアナに紹介されたおかげで皆と仲良くなれた、というアン。確かに日曜学校で受けた冷ややかな態度を考えると、ダイアナの存在は大きいと言える。田舎の場合、何をするにしてもこの手の「知人からの紹介」が大きな力を持つんだが、原作以上にこの事を強調して見せた、高畑勲流のリアリズム。